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先生の目
太極拳指導者のイナミです
今回は自分が先生をしてるときの人間(生徒)の見え方が
どんどん進化している話
私は日体大で運動を
専門学校で医療を
中国で武術や気功を学び体験しました
ひとつ進むごとに新しい見え方をするのが面白くて
そしてどんどん指導しやすくなる
ある時は 骨で
ある時は 筋肉の動きで
ある時は 重心で
ある時は 気で
生徒が様々な見え方をするんです
こんな感じ↓
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99074148/picture_pc_97cd6939216b4a59a9e6fc240eeea2d6.png?width=1200)
(↑イラストかわいいよね?!我ながら良いかんじに描けたと思うんだけど!とくに真ん中の骨のやつがお気に入りだよ...!)
生徒の動きが悪いとき
まずは原因を探る
わからない時は、視点を切り替えて見ると
その原因が見えてくる
それだけじゃなく
自分や先生たち、生徒や周りの人の動きも分かってくる
特にひとの重心と〇〇が見えるようになってから
格段に教えるのが楽になりました
生徒に足りない部分がすぐに分かるし
そこを直せば確実に
そしてすぐに良くしてあげることができる
ただ、所謂正しいといわれるもの(動きやカタ)しか知らずに生徒を見ていたら
気付かない部分がたくさんある
(というかこの部分しか見えてない指導者が多いと思う)
伸ばしてあげられるものも、伸ばせなくなってしまう
みんなそれぞれ癖がある
性格によっても動きに癖が出てくるし
体の大きさや長さも違うし
年齢や運動歴によってもかなり差がある
もちろん私も最初から全部見えていたわけじゃありません
解剖学に基づいて骨や筋肉は勉強すればすぐに分かる
だけど
武術や東洋医術である鍼灸には物理的に見えない分野があるし、それが分からないと次のフェーズにいけない
ずっと見えなくて悔しくて
人から教えてもらったり、試行錯誤してみたり
すごい見る練習をした
苦しかったけどそれによって確実に私も成長したし
生徒を成長させてあげられるようになったと実感しています
INAMI