vol.9「コミュニケーション」 タイムマネジメント
人生を豊かにするため、仕事で活躍するため、実践で使えるタイムマネジメントのノウハウをご紹介していきたいと思います。
コミュニケーション
コミュニケーションを円滑にすることで仕事の効率を上げることはタイムマネジメントの観点においても重要なポイントです。「適切な情報」の伝達が仕事の効率を向上させることに繋がります。
「(取引先)あの時こう言ってたじゃないですか」、「(上司)それは私の考えで、確定している話ではない」なんてことを言われて、プロジェクトを初めから作り直さなければならない、そんなことは良くある話です。
事実と意見と推論を識別
誤ったコミュニケーションを避けるためには、事実の認定、推測、意見をはっきり識別することは重要になります。特に真ん中の根拠に基づく意見は事実にみせかけた推論であるケースが多く、例えば「対象の参加者が増えるように、住民も巻き込んでみよう」など上司から言われたのに、「え、本当に呼んだの?あれは例えばの話だよ」なんて言われ、後から憤慨するこんなケースを経験されたことはありませんか。
特にこの意見の部分は発信者の好き・嫌いや価値判断やその時の感情によって大きく変わるということを意識してみると良いかと思います。また発信者になる場合は事実・推論・意見はしっかりと識別して発信しましょう。
内包・外延的な表現
コミュニケーションミスを防ぐためには細かいことですが、具体的な言葉を使って誤解を招かないようにしましょう。簡単な例ですが、上記の図のように飲料水といっても人によってはアルコールを含めて捉えていたり、アルコールを除いて認識している人もいます。
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