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大学を作ってみました。夏休みだし。

冬〜春に浮き沈み
「バイトさえ無理だな私。さよなら社会!」

と、車検も取らず森にこもり始めた3月を経て4月
唐突に、全寮制高校での英語講師の話が降ってきて
受けてしまいました。
特大の予感→流れ星↓の続き、な気がして。
https://note.com/inaho829/n/n00e0b346eec4

予感は大当たりas usual。
保健のT先生には「見てるだけでお腹いっぱい」
高2のA君には「先生の奇跡、慣れてきてもう驚かない」
と言われる日常も全く書けぬまま

夏休み。
8月4日、家(森)で、大学を始めてみました。

予算・計画・規則・認可、なし。
海なし県の中学生が海賊王って名乗るくらいの軽々しさで。

きっかけは青春18切符でなんとなく、夫と足利学校に行ったこと。
室町時代〜各地から千人規模で生徒が集まって暮らし、学んだなんて
えらいこっちゃ。
(でも偉い人たちの記録onlyで、生徒の情報がなくて大不満)

「生徒」と関わると私の特殊なスイッチがonになると判明したこと
夫のあれこれを継げそうな中高生がドラムを習いにきていること
などから

そうだ、学校、作ろう。いっそのこと大学、学より楽。
音(おと)楽部、英語楽部、大工楽部、トイレ掘り楽部・・・

「焚き火の周りで踊りたい」女子たちから打診のあった
8月4日に開校してしまおう。なに、新月?ナイス。

焚き火台をセットしおにぎりを作りトイレを掘り、開校準備終了。

18:30、火を付けた途端に雨、降り出す。
ここ数日晴天続きだった分、意味ありげ。

・根性で、Mちゃんマシュマロを焼いてクラッカーで挟む。
・Yちゃんによる雨あがれ踊り →雨が強くなる →解雇。

壊れた傘、マシュマロ、犬、子ども、カオス!


メインのはずの焚き火、10分で終了!!
広い森の中、狭いデッキに8人密集して雨宿り。

予定通りでない&うまくいかないほど笑える。いいぞ。

コの字に座る様子から思いつき
大学直営の「キャバレー☆ヤンデル」もついでに開業。

雨吹き込み、扇風機はガクンガクンし、ホステスの大半が躁鬱気味
場末極まりないお店です。
(店のチラシより(嘘))

役職決めなど粛々と(嘘)行う@キャバレー。

・学長:ビンゴ(犬)。脱力・壁のなさ・癒しの第一人者。
・音(おと)楽部長:Y君(中1)。才能と感性を備えた有望ドラマー。
・土(つち)楽部長:T君(農系高1年)。ドラム初心者。夢を次々叶える男。
・瞑想楽部長:S君(小1)。突発的に様々な可能性を見せる。
・文学&生物楽部長:H嬢。ドラム生徒。動物保護、本、イタリア文学担当。
・表現楽部長:Y嬢。音楽教師を1ヶ月で退職。表現したすぎて入院4回。
・焚火楽部長:M嬢。翻訳業辞めたて、アフリカ育ち、最近病名get。
・喜劇保全係:ナホ。「学校楽しい」がブレぬよう率先してアホ、が仕事。
・用務員:イノ(夫)。森や建物をどんどんアートに。時々ドラマー。
・スクールバス係:Y &S君の父。スキーヤーらしい。

ドラマー2人(年齢差60才)の音の中でヤンデルダンサーズ、踊る。
(トップ写真)
Y君、キャバレーにはまってドラムを売却する未来、も生まれる。
S君、「パパ、明日も来ていい?!」

そして誰も、snsにアップどころか写真も撮っていないという
好みの展開!

楽しければいい。

規則も予定も偉い人もできない理由もぶっ飛ばして

とりあえず、大学作りました。


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