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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.208 映画 ドナルド・ペトリ「10日間で男を上手にフル方法」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は映画 ドナルド・ペトリ「10日間で男を上手にフル方法」 (2003/米)についてです。

もう定番の恋愛コメディ。

ただ面白いのは二人とも思惑があり恋愛ゲームをするというところ。

でもニューヨークが舞台で、人気俳優たちで、ライトな恋愛コメディ。

もうハリウッドでお得意の分野、気兼ねなく安心して楽しめる。

メリーに首ったけ、ブリジット・ジョーンズの日記、50回目のファースト・キス、
ラブ・アクチュアリー、アバウト・タイム、ノッティングヒルの恋人、(500)日のサマーなど。

いろいろなパターンがあるが、やはり幸せな気持ちになる。

いつの時代でも恋愛映画は求められ伝統的なジャンルでしょう。

作品数が多い反面大ヒットするのは結構難しいと思います。

けどヒットするとその女優さんは大スターに。

例えばメリーに首ったけのキャメロンディアス、ブリジット・ジョーンズの日記レネー・ゼルウィガー、50回目のファースト・キスのドリュー・バリモアなど。

今作はケイト・ハドソンとマシュー・マコノヒーの二人がすごく魅力的。

この二人だからこそ、この映画の味が出たような気がします。

物語は、ニューヨークのファッション誌の編集部に務める女性記者(ケイト・ハドソン)は社会派の記事を書きたいが、女性向けのハウツーものしか書かせてもらえない。

ある日彼氏に振られた同僚を見て、彼氏に振られる方法の記事を提案する。

編集長は10日間のうちに男性と付き合い相手の嫌がることをして振られてそれを記事にしてと命令する。

成功すれば好きな記事を書いていと言われる。

もう一方、広告代理店に勤める男性(マシュー・マコノヒー)はダイヤモンドの広告の契約を同僚と競い合っていた。

あなたみたいな男にダイヤモンドを欲しがる女性の気持ちはわからないと言われ、俺は女性の気持ちがわかる、どんな女性でも口説いて見せると、言い放つ。

上司から10日間に女性を口説いてダイヤモンドのパーティーに連れて来れば、契約を任せると言われる。

なんとしてもこのゲームに勝たなくてはいけない二人。

あるパーティで二人は出会い、恋愛ゲームの騙し合いが始まる。



観客は二人が秘密を抱えて、騙しあっているのがわかるので、まあ面白い。

例えば男が好きなスポーツの試合、一番大事なところで、喉が渇いたので飲み物買ってきてとか、セリーヌディオンのコンサートに付き合わしたり、男の部屋中をピンク色に可愛くしたり、男同士で葉巻を吸ってトランプする場に押しかけたり、男が作った料理をお肉は食べれないと言ったり、

もうここまで嫌なことを良く見つけてきたなと。

特にセリーヌディオンに笑ってしまった。僕は嫌いじゃないですがw

けど男性が家に連れてきて、仲良く家族とトランプ(ダウト)するシーンは良いですね。

「ばかこけ。」と楽しくダウトしながら言い合う家族

10日で振るために散々男性の嫌がることをやり続けたのに、この家族との仲よさを見て彼女の表情が真面目に変わるシーンがなんとも良い。

主演のケイト・ハドソン、「あの頃ペニー・レインと」も良かったが、今作が一番魅力的でした。コロコロ変わる表情、本当に楽しそうな笑顔。

彼女のお母さんがゴールディー・ホーンとしてびっくり!

名前も顔も似ていないけど、表情が豊かな部分は似ている。

こんなに嫌がらせをしてもケイト・ハドソンなら許してしまうでしょう。

パーティーに行く前のドレスに着替えた姿はため息が出るほど美しかった。



まあ映画では良くあるけど、恋愛は”ゲーム”にしてはダメですね。

本気になってしまったとき大変なことになってしまいます。

そして飾らない家族の前で見せるような本当の自分の姿を見せることが大事かも。

今日はここまで。




ブルシット(ばかこけ)!

ラスト別れた二人、タクシーでニューヨークを去る彼女をバイクで追いかけて橋の真ん中で言う台詞、男性の家族とゲームをしながら「ばかこけ」と言っていた。
彼女が自分への気持ちを嘘をついた為にこのラスト台詞。
/「10日間で男を上手にフル方法」より










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