コーチングにおける2つの違和感
どうも!いなっちです^_^
最近は、希望者のみに2021年について1on1する企画をやっています。
1on1は、手段としてのコーチングを活用しているので、今日はコーチングについて感じていることを綴りたい。
僕はこの後紹介する2つのコーチングをよく耳にする(目にする)ことが多く、実はコーチングを学ぶ前にすごく抵抗がありました。コーチングの概念としては、とても尊敬するし自分自身として在りたい姿だなと思っていましたが、抵抗があってなかなか学ぶことに躊躇してました。
しかしながら、尊敬する人から勧められたコーチング(CTI)の出会いによって概念が変わりました。コーチングは自分も相手も豊かにすることがわかりました。
答え誘導型コーチング
これは、理想のリーダーシップや成功をコーチが持っていて固定概念を相手に押し付けている時に起きやすいです。コーチをしている人は無意識ですが、相手は自分の答えの自由度が奪われ、どこか相手が言って欲しいことを言うようになって、コーチが満足するパターンです。
大事なのは、固定概念を捨てて相手の鏡になるように話を聞く。反射ではなく、映す。「どうしたいの?」「なんで?」など、相手の意見を反射するのではなく、コーチが相手の発言から感じたことや好奇心をそのまま相手に伝える。反射ではなく、投影をイメージする。
泣けばOK型コーチング
「コーチングをしたら、相手は感極まって泣いた。」など、コーチが実績を話すときによく使っています。しかしながら、コーチングの目的は感情を動かして泣かせることではなく、その人の人生を豊かにする。その過程で、感情が揺らいで泣いてしまうことはあります。悪いのは泣くことではなく、泣くことをコーチが成果として捉えていること。
大事なのは、相手の感情を揺さぶるのではなく寄り添うこと。コーチングの出来を、泣く泣かないの評価に持っていくことが、少しでも無くなることを願います。
ところで、僕のタイプは?
改めて、僕のコーチングってどんなタイプなんだろうなと考えています。最近考えているのは、「自分自身とつながる」ための鏡かなと。
CTIコーチングの4つの姿勢の1つで、「全ては相手が答えを持っている」というのがあります。これに基づいて、自分自身につながるお手伝いをしています。
ステップとして大きく分けて2つ。
①自分と繋がることで、自走する姿勢ができる。
②姿勢ができることで、次のステップを自分で決めることができる。
この2つを1時間かけて、解いていきます。
僕は人と話すことが苦ではなく、ついやってしまうことなので、性に合っていると感じています。
これからも、自分とつながり今を生きる人が増えるために日々勉強していきます。ありがとうございました。