マネジメントの重要性は超わかる。 でも、ぼくはスキルがない。というジレンマにいる話。
精神的にしんどいクライアント(JBNの仕事ではありません)の影響で二年近く体調を崩したフリーランスの方が「復活したのでご飯行きたいです!」と誘ってくれ、いろいろ経緯を聞く。
顧客担当のマウンティングがDVに近く問題大有りなのだけど、興味深かったのが復調に寄与したカウンセリングの存在。
カウンセリングの方法論はいろいろあるのだろうけど、このフリーの知人の場合は
●どうなりたいかの目標をまず設定し
●そのためのヒアリングや話し合いで
●自分の調整ポイントを徐々に見つけていった
とのこと。
(方法論についてぼくは無知だし、このブログで議題にするつもりはありません)
興味深かったのは、明らかに知人が復調していたこと。
つまり、課題解決の手段として有効だった。
もう一つ。
復調した知人が心理学に興味を持ち、セミナーに通っていること。
カウンセリングについてぼくがもった興味を乱暴にまとめると
●心理的負荷軽減の手段になりうる
●学びの意欲につながる
ということになる。
ここから話題は少しずれるのだけど、ぼくは役員から「稲田くんもスタッフのマネージメントできるようになってよ」と度々オーダーされる。
その度にぼくは「できません。スキルがないです。やり方も知りません。あと、人間性に問題があります(意訳)」と断ってきた。
大げさではなく、本心で言ってます。
「人をマネージメントする」なんて専門の技能だと思う。
「役職が上がったから、次はマネージメントを」
この一節、文法は成立しているが、本当に理に適っているのかは疑問で。
とくさんのブログを見ては「そうだよなあ」と思う。
とはいえ、自社の「クオリティを上げたい」「生産性を上げたい」という願望はある。
だからこそ、最近目に入る「心理的安全性」へのGoogleなどの取り組みなどにはとても興味がある。そうだよねえ…と深く納得もする。
こうなりたいなぁと羨望の目で記事を読む。
つまり、ぼくはマネージメントを否定しているのではなく、「より重要なスキル、より重要な機能として、マネージメントを捉えた方が企業成長には絶対いいよね」という、どこにでもある主張だったりする。
●重要性は超わかる
●でも、ぼくはスキルがない
というジレンマにいるわけだけど。
ここでやっと知人の話に戻る。
つまりはカウンセリングのように「学べる」対象として考え直した方がいいのかなあ…と。(本心は「誰かやってくれないかなあ…」と)
と思いながら、またとくさんのブログを読む日々。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?