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コンテンツの活用法の知見は事業会社と制作会社でたぶんそのうち逆転する。

2年前にWebサイトを制作した製造業の社長様からこんなご相談をいただきました。

「社員が頑張って記事を書いてくれているのは嬉しいのだけど、やっぱりユーザー目線での記事を書くのはまだ難しそうなんですよね。お客様側の課題とか潜在的なニーズを想像して書くのがWebコンテンツは大切だと思っているのですがどうも上手くできないみたいで。JBNさんがやっていたテーマの見つけ方とかユーザーのニーズを掘り起こし方とかが必要なんだな…と実感しました。ついては社員のコンテンツ制作の支援を改めてしていただけませんか?」

支援はもちろん有料です。地方はコンテンツに費用をかける文化がない…と嘆いていた数年前と比べたらちゃんと前進しているなあ…と思えて嬉しかったです。

このお客様の製品サイトを2年前に制作させていだいた時に「Webはコンテンツです。ユーザーの課題解決のためにあるんです。コンテンツを書きなさい」とMTGの度にしつこく毎回言い続けていたことがちゃんと根付いていたのも嬉しかった。それに、コンテンツをただ書けばいいのではなくて、自分たちの営業活動に必要なものとして認識いただき、そのためにもユーザーに軸をおいたテーマや切り口を見つける目が大切なんだと実践の末に実感していただけたのも嬉しい。

「Webは公開してからが本番です。コンテンツが大切です」と言う制作会社は多いはずだけど、本質的なことや実践的なことは事業会社の方が分かってきているんじゃないだろうかと最近思うようになりました。事業におけるコンテンツの活用法の練度について、事業会社と制作会社ではたぶんそのうち逆転すると思います。だって実践している方がより学ぶし、経験と知見を深めるに決まってますもんね。お題目を言ってるだけでは何にもならない。追い越されないようにぼくも精進したいと思います。

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