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Webサイトの集客力。
地方中小企業で機器メーカーのA社様。企業サイトとは別にオウンドメディアを3年前に新設して、Web活用支援を伴走。1年前に企業サイトから製品サイトを独立させて制作。公開直後と比べるとセッションが14倍になっていました。
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「14倍!スゲー!」と思いそうになるけど、月のセッションが数万ないとWebで戦えない。というか、営業の役に立つWebサイトとはなかなか言えません。
「Webサイトはアクセス数ではありません!キリッ!」みたいな考え方はぼくも否定しないけれど、それと同時に集客できないとお話にならない。Webサイトへの高尚な理想や理念があっても集客力がないと打つ手が狭まれる。せっかく作ったWebサイトが活用されないまま置き物になってしまう。
制作会社の人は集客力についてあまり語りたがらないし、集客について語るのは下品みたいな風潮があるけれど、クライアントであるBtoB企業は制作会社に褒められるWebサイトが欲しいわけでない。Webサイトギャラリーに掲載されたら喜んでくれるけれど、それは本丸でもなんでもない。クライアントは営業活動に役に立って、自社の課題解決に機能して、事業の推進に貢献してくれるWebサイトを求めている。そのオーダーに応えるためには「集客力」は欠かせない土台だし、Web活用を広げるための最初の一歩になる。
ぼくたちは作品ではなく道具を作っているのだから、道具としての必要条件は備えたいですよね。包丁は切れるべきだし、Webサイトはユーザーの役に立つべきだし、そのためにも集客できるべき。そう思っています。