これからの地方企業は社内リソースがどんどん足りなくなるので、「いかに社外のスキル/ナレッジをうまく使えるか」が重要になってくると思っています。実際、Webの領域ではその気配が濃厚になりつつあります。今はまだ適した言葉がありませんが、気分としてはアライアンスパートナーが近いでしょうか。
何か相応しい言葉はないかしら…と調べていたら、「コラボレイティブ・パートナーシップ」という言葉がありました。一般化していない言葉のようですがなるほど。
コラボレイティブ(collaborative)
「コラボレイティブ collaborative(共同)」は今後の地方企業にとって重要なキーワードになるかもしれないな…と思いました。かなりのマインドチェンジが必要ですがこのマインドの有無で今後は大きな差が出るはず。これから継続的に考えていきたいと思います。
地方企業は間に合うだろうか
地方企業はこれから加速度的に人が採れなくなる。必然的に外部のスキルやナレッジを上手く使う能力が必要になりますが、そのためにはコラボレイティブな仕事の進め方が求められます。業者ではなくパートナーなので。そして、たぶん多くの地方企業はまだその準備がない。
採用についてやっと本気で頭を悩ませる地方企業が増えました。それは全然悪いことではありません。でも、個人的にはもうその段階ではないと思っています。全社的な課題として採用活動をするのはもちろん、「外部のスキルやナレッジ」を上手く使えるようになるための取り組みをもう始めた方がいいはずです。やったことがないんだから。
少なくとも、「業者を使う」というマインドのままでは地方企業は近々立ち行かなくなるのでは…と心配しています。「コラボレイティブな仕事の進め方」は全社的なマインドチェンジが必要な領域なので、数年単位で時間がかかるのは前提です。地方企業にあまり時間は残されていないとぼくは思っています。
関連note
これからの地方企業に必要なマインドチェンジ。
地方企業がWeb制作会社を上手に活用する方法
「顧客の思いつきより、ユーザビリティを優先する」というWeb制作会社の倫理や矜持。
Web活用に向いている地方企業の特徴