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国内中小企業のBtoBマーケティングでSansanがワンチャン無双できるのではないかという妄想。
まったく根拠のない話ですが、法人用の国産CMSの決定打はSansanが打つのではないかと勝手に期待しています。名刺管理のシェアは国内随一だし、CRMやMAの領域も手を伸ばし始めている。企業のWeb活用においてあとはWebコンテンツの管理と連携なので、SansanによるオリジナルCMSのリリースで国内中小企業のBtoBマーケティングはSansanがワンチャン無双できるんじゃないか…と妄想しています。何より国内の名刺管理ツールとしてシェア82%なのが最大の強みですよね。国内企業をほぼ顧客化しているわけで。これは強い。
CMSはBtoBマーケティングであまり語られない存在ですが、ぼくのようなWeb制作を軸とする立場からすると「Web制作 × HubSpot(CMS /CRM/MA)× Web活用」の組み合わせは非常に重要な存在です。特にHubSpotのようにCMSとCRMとMAが連動し合う恩恵は日々感じています。それぞれ別々のサービスを使って連携している企業も多いと思いますが、ことWebマーケティングにおいてはCMSとCRMとMAが一体であることのメリットは無視できないと思います。
「なんだ、Web制作会社のポジショントークかよ」と言われたらそれまでですが、だって本当に便利なんだもん。というか、Webマーケティングの文脈でCMSが語られなさすぎのような気がします。不思議なくらい。Webを活用する際にCMSは超重要です。使う人たちが日々ふれる環境なので。便利じゃなかったら始められないし続けられない。そもそも敷居が上がってしまう。日本の企業の99.7%が中小企業です。利用者の裾野を広げるためにもCMSとCRMとMAが一体であることは重要だと思います。
HubSpotのCMSはめちゃくちゃ使いやすいし、Web制作会社としても非常に恩恵を受けるツールなのですが、いよいよポジショントークになるので多くは語りません。詳しくはこちらをご覧ください
GoogleがHubSpotを買収しようとしたように、CRMを中核にしてMA、SFAなどを全て繋げた法人DXサービスは今後の覇権の鍵を握るんだろうと思います。楽天経済圏は消費者に向けた概念ですが、法人に向けた法人DX圏において誰が覇王になるのかでガリバーたちが鎬を削っています。
今のトップランナーはMicrosoftでしょうし、世界的に比較する規模ではないでしょうが、日本国内における法人DX圏においてはSansanもワンチャンあるのではないか…と思っています。
こういうこと書くとグローバルを見すえなきゃダメだと怒られそうですが、国内企業が使いやすいツールはやっぱりあった方がいいと思うんですよね。どの会社もMicrosoft仕様に合わせられる訳じゃないので。特に中小企業はつらいので選択肢はあった方がいい。ぼくはそんな風に思っています。
がんばれ、Sansan。(勝手に応援)
個人的なメモ
Sansanの決算を見たら、名刺管理の会社からフィンテックの会社へ
— 野上隆徳|Beyondge代表|スタートアップと一緒に成長する人 (@Beyondge_CEO) July 12, 2024
成長しているBill Oneがさらに進化
1⃣ARRが76億円超まで急成長(資料①)… pic.twitter.com/dKrZkXQ2CI
コラム: たった1人の情熱から始まるT2D3
— 早船 明夫 | Next SaaS Media Primary 運営 (@CraftData2) January 12, 2024
昨日、Sansanが2024年5月期第2四半期決算を公表しました。
会社全体のARRは294億円、売上ベースでYonY+33%、ARRベースでYonY+34.2%と規模が拡大するなかでも順調な成長を見せた好決算となりました。… pic.twitter.com/o63aXiJv1d