稲田さんは人との距離が近すぎる。
マネージメントがとにかく苦手で…でも役職的に会社からは求められるし、どうしたものか…と友人に愚痴をこぼしたら、「稲田さんは人との距離が近すぎるから、もっと距離を取ったらうまくいくんじゃないか」とアドバイスされた。
近いなんて思ったことないのでキョトンとしていたら、「稲田さんの人へのスイッチは『熱い/冷たい/オフ』しかない」 「熱い/冷たいの違いはあっても、距離は一律で近い。稲田さんは距離の調整機能がない」と。
え…ぼく、人に興味がない方だと思っていたのだけど、距離、近いですか…と恐る恐る聞くと、きっぱり頷かれる。
人に冷たくする方だけど、それも距離が近いままでやってると…? と聞くと、またしても頷かれる。
友人いわく、マネージメントは「熱い/冷たい」「好き/嫌い」ではなく、「距離を保ちながらの『関わり方』が重要」である。
稲田さんは「熱い/冷たい」「好き/嫌い」は分かりやすいが、どちらに振り切っても距離は変わらず近い。マネージメントするなら「距離の保ち方」を獲得すべしと。
友人は仕事がめちゃくちゃできる人だし、職場変革でも他者を巻き込んでの成果を出してきている人だからめちゃくちゃ説得力がある。
「…じゃあ、ぼくは今まで『あまり人に興味がない』とか言いながら、そんなこと言ってるクセに人との距離は近かったということでしょうか…」と恐る恐る聞くと、自信満々で頷かれ、「言ってることと、やってることが違うな。不思議だなーと思ってた」と。
めちゃくちゃ恥ずかしい…中二かよ…
中二がマネージメントなんて出来ないよ…
こうなれば会社にお金を出してもらってマネージメントスキルを学習するしかない。
スタッフにスキル獲得を望むなら選択肢は二つ。
「スキル獲得の社内環境整備」か、「社外にあるメソッドの学習」です。
スタッフ個人のやる気や方法論に会社が依存するような状況はいかん。
すげー高品質の、すげー高いマネージメントセミナーを探してやる。見てろよ。(逆恨み)
あの家入さんだってこう言っておられる。
コーチングを学ぶと、何より自分自身に対してセルフコーチングが出来るようになる
目指せ中二脱却。
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写真は三ヶ月前に撮っておいた心のメモ。
風町ふくの『のうぎょうカレッジ』 には名言が多い。