「いま困っている!解決したい!」の現場に大企業も中小もない。の気づき。
こんなことを書くと呆れられますが、大切なことなので書いちゃいます。
BtoB顧客のWebマーケ支援を本格的に初めて実感したのは、「いま困っていることを解決したくて、検索して、調べて、アクションする」は大手企業も中小も一緒だなあ…ということです。
は?当たり前じゃん?と言われそうですが、「誰もが名を知る超大手企業はすっごい情報網を持っていて、Webで調べるなんてしないし、もっと最先端のことをやっている」って勝手なイメージを持っちゃうんですよね。小学生みたいですが。
もちろん、情報網も最先端もやっていると思いますが、全員がそうではなくて、大手だろうが、中小だろうが現場で「いま困っている!解決したい!」と思っている人たちは一緒で。現場に大企業も中小もない。
ぼくは今、長野県BtoB企業のWebマーケ支援を複数担当していますが、毎日のように大企業からも中小からもリードが生まれます。そこにあるのは「課題を解決したい」という全ての仕事人、共通の思いで。
Webサイトがもつマスへの認知力なんて、マスメディアと比較にならない弱さだからこそ、マッチングが肝のひとつであって。
それは頭では分かっていたけれど、「大企業は検索なんてしないだろう」と勝手に自分で枠を狭めてしたなあ…と反省した次第です。
もちろん、案件化以後の進め方は大手と中小で違いはあると思いますが、少なくとも「今困っている!」という現場の気持ちは同じと信じていいと思いました。
だからこそ、「どうせ自社の技術・製品なんて…」と足を止めるのは一番よくない。99人にとっては関係なくても、いま本当に困っている人にはすっごく助かることかもしれないと思うべきで。
「当たり前じゃん。それがネットのマッチングじゃん」と言われたら本当にその通りです。
でも、頭では分かっていても、勝手な思い込みはどうしても発生するので、庭の草取りみたいに何度でも解除する必要があるなあ…と痛感した一年でした。定期的な草取りは大切ですね。
ぼくは今までも「コンテンツとは『自社ができることを全て可視化すること』です。名文を書くとか、カッコいいページとかは忘れてください(意訳)」と顧客に伝えてきましたが、何度でも訴え続けていくのが大切だなあと改めて思いました。
『BtoBコンテンツ最初の一歩=自社ができることを全て可視化すること』
これはぼくの指針ですが、結構大切だと思っています。特に地方のBtoB企業はそこで躓くことが多い。note『書けない地方中小企業のための「10の社内ルール」』にまとめましたのでよかったらご覧ください。
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長野県BtoB企業の皆さまへ
ぼくが所属している株式会社JBNでは「BtoB企業への成果貢献」を目的とした戦略策定・Webサイト制作・Web運用支援・Webマーケティング支援を一気通貫で行なっています。
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稲田英資について
株式会社JBNで戦略策定とWebマーケティング支援を担当しています。
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Web制作/Webマーケティングについて
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