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「6月病とは何か?」“特徴と対策”を経験者目線で解説
どーも、うつぬけマンです。
うつ経験を歌で伝える講演活動で全国をかけまわり、10年で1万人超の心に寄り添ってきました。
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また、私のうつぬけエピソードはドラマのモデルになりました。
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▪️「はじめまして」のあなたへ
突然ですが、こんなことを感じてませんか?
・最近、憂うつな気分が続いて倦怠感がある。
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それ、もしかしたら「6月病」かもしれません。
実は私も以前、6月病に悩まされていたことがあります。
環境の変化や、雨の日が続いたりして、この時期になると体調が悪くなった。
「あれは6月病だったかも」と感じています。
あまりにもしんどかったので、病院を受診して、適切な対策を取ることで何とか乗り越えることができました。
なので、今日は実際に6月病を経験した私が、6月病の特徴や原因、そして具体的な対策についてわかりやすく解説してまいります。
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この時期に憂鬱な気分や倦怠感を感じているあなたに、ぜひ読んでいただきたい内容です。
この記事を読めば、「6月病とは何か?」がひとめでわかります。
また、「6月病の対策と予防法」を手に入れることで、たとえ6月病になったとしても、早めに対処できるようになれます。
とはいえ、体調悪化を感じたら、早めの受診をおすすめします。
では、一緒にみてまいりましょう。
▪️6月病とは?
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6月病とは、春から初夏にかけて特に6月に感じやすい倦怠感や無気力、憂鬱な気分を指します。
これは医学的な正式な診断名ではなく、日本でよく使われる俗称です。
この時期、多くの人が新しい環境に適応しようと頑張った疲れが出たり、梅雨の天気が影響して気分が落ち込みやすくなるようです。
▪️6月病「5つの特徴」
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1.倦怠感: 体がだるく、すぐに疲れてしまいます。
2.無気力: 何をする気も起きず、やる気が出ません。
3.憂鬱な気分: なんとなく気分が沈みがちです。
4.集中力の低下: 仕事や勉強に集中できません。
5.食欲の変化: 食欲が増えたり減ったりします。
▪️6月病の原因3選
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環境の変化: 新年度の始まりや新しい環境に慣れるために、春にはストレスがかかりやすいです。4月や5月に適応しようと頑張った疲れが6月に出ることが多いのです。
梅雨の影響: 日本の6月は梅雨の時期に当たり、天気が悪く、日照時間が減ることで気分が落ち込みやすくなります。
長期的な疲れ: 新しい仕事や学校生活に慣れるために努力した疲れが蓄積し、6月頃に現れることがあります。
▪️6月病の対策と予防法3選
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1.規則正しい生活
十分な睡眠: 規則的な睡眠時間を確保し、体をしっかりと休めましょう。寝不足は気分をさらに悪化させる原因になります。
バランスの取れた食事: 栄養バランスを考えた食事を摂りましょう。特にビタミンやミネラルを多く含む食材を意識して摂ると良いです。
適度な運動: 軽い運動を日常に取り入れることで、気分をリフレッシュできます。ジョギングや散歩、ストレッチなどがおすすめです。
2.ストレス管理
リラックスする時間を作る: 趣味やリラックスできる活動を取り入れ、ストレスを発散しましょう。読書、音楽鑑賞、手芸など、自分が楽しめることを見つけてみてください。
相談する: 家族や友人に気持ちを話すことで、心の負担を軽くできます。話すだけでも気持ちが楽になることがあります。
3.環境の調整
日光を浴びる: 天気の良い日は外に出て日光を浴びることで、体内のリズムを整えましょう。日光はセロトニンという「幸せホルモン」を増やす効果があります。
適度な湿度管理: 室内の湿度を適切に保つことで、快適な環境を作りましょう。梅雨時期は特に湿度が高くなりがちなので、除湿器やエアコンを活用してみてください。
▪️実際の研究から学ぶ6月病の対策
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ミシガン州立大学アナーバー校の研究によれば、体の動きが感情に大きな影響を与えることがわかっています。
この研究では、22人の被験者に「ハッピー」「悲しい」「怖い」「中立的」な感情を表す動作を真似してもらい、その際の脳の活動をMRIで記録しました。
その結果、ハッピーな動作をしているときにはハッピーな感情が、悲しい動作のときには悲しい感情が引き起こされることが明らかになりました【Shaffer et al., 2020】。
つまり、6月病の症状が出たときには、積極的に体を動かすことが有効です。
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スキップや軽いジャンプなど、ハッピーな動きを取り入れることで、気分が自然と明るくなることが期待できます。
▪️まとめ
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6月病は誰にでも起こり得ることですが、適切な対策を早めに講じることで症状を軽減し、乗り越えることができます。
自分に合った方法を見つけて、気分転換を図りながら過ごしましょう。
私も6月病を経験しましたが、この記事で紹介した対策を実践することで何とか克服しました。
とはいえ、冒頭でもお話ししたとおり、体調悪化は必ずしも6月病だとは限りません。
症状の裏側に深刻な病が潜んでいるかもしれませんので、早めの受診をおすすめします。
「うつっぽい」という人は、よかったら私が運営する「うつ脱出のコツ」を学べる、うつぬけ大学に遊びにいらしてくださいね。
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皆さんと一緒に心の健康を守る情報を共有していけたら嬉しいです。
また次回の記事でお会いしましょう!
【参考文献】
Shaffer, F., et al. (2020). The Impact of Bodily Movements on Emotional State: An MRI Study. Michigan State University, Ann Arbor.
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