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メンタルしんどいのは「気圧のせい」かもしれません。
今日は全国的に雨模様。
また、今週は寒波の影響で全国的に寒くなるようです。
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このような天気の日に気をつけなければならないのが、「メンタルの落ち込み」です。
気圧が下がると、メンタルがしんどく感じる人が多いからです。
実は、そのしんどさの原因は気圧にあるのかもしれません。
これを聞いて、「えっ?そんなことで?」と思うかもしれませんが、実際に気圧の変化が体や心に与える影響は大きいそうです。
これは多くの人が体験しているかもですが、別に何かあったわけじゃないのに、「メンタルしんどい」と感じる人は、“気圧のせい”かもしれません。人は気圧が変化すると、脳がストレスを感じて神経伝達物質に影響を与えるそうです。今夜は風呂で温まったら、夜ふかしせず、早めに寝るのをおすすめします。
— うつぬけマン (@taotien) October 17, 2022
日本で初めて気象外来を開設した天気痛Dr.として有名な佐藤純先生によると、「気圧の変化が最大のストレスとなり、自律神経が乱れることでダルさを感じる」と言われてます。
ここで、とくに気をつけなければならないのは、雨ダルの症状は「うつの人に多い」というところ。
また、佐藤先生は著書の中でこう言われています。
うつのように、心の病を抱えている人は、症状の現れ方が気圧の微妙な変化により、自律神経が乱れ、脳がストレスを感じて神経伝達物質に影響を与える。
この驚くべき事実を知って、私は「メンタルにしんどさを感じている人に、ぜひ知ってもらいたい!」と強く思ったので、今回は「気圧」と「メンタルのしんどさ」の関係について、自分なりに調べてみたので、お話しさせていただきます。
そもそも「気圧」って何?
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気圧とは、簡単に言うと空気の圧力のことです。
晴れの日は気圧が高く、雨の日や曇りの日は気圧が低くなります。
「でも、なぜ気圧が低くなるとメンタルがしんどくなるの?」なんて声が聞こえてきそう。
その答えは、『気圧が変化すると脳がストレスを感じるから』です。
脳は私たちの体全体のバランスを保つ司令塔のような存在で、この司令塔がストレスを感じると、心や体にも影響が出てくるようなんです。
気圧が下がると、どうなる?
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気圧が低くなると、脳内の神経伝達物質(セロトニンやドーパミンなど)のバランスが崩れやすくなります。
これによって、以下のような症状が現れることがあります。
頭痛やめまい
体がだるい
気分が落ち込む
不眠や眠気
イライラ
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実際に私も気圧が下がるような日は気分が落ち込み、体がだるくなることがあります。
これらの症状が出ると、「自分の心や体が弱いのかな」と思ってしまうこともありますが、実は気圧が原因かもしれないんです。
なので、気圧が低い日は、まず「自分が悪いわけじゃない。気圧が下がってるんだ」と思うようにしてくださいね。
具体的にどう対処すればいいの?
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では、気圧の影響でしんどくなった時にどう対処すればいいのでしょうか?
ここでは、実際に私がやっている“少しでも楽になるための方法”を4つご紹介しますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
無理しない
まずは、自分を責めずに「今日は気圧が低いから、少ししんどくなるのは仕方ない」と思いましょう。休むことは恥ずかしいことではありません。むしろ、体のサインをしっかり受け止めることが大事です。少しだけ体を動かす
散歩をするなど、軽い運動をすることで気分が少し楽になることがあります。外に出るのが難しい場合は、家の中でストレッチするだけでもOKです。リラックスする
深呼吸をしたり、お風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聴いたりしてリラックスする時間を作りましょう。気圧が低い時は、特に心地よい環境を整えることが大切です。気圧の変化を予測する
最近では、スマホアプリなどで気圧の変化をチェックできるものもあります。事前に「今日は気圧が低いな」と分かっていれば、あらかじめゆっくり過ごす準備ができます。
気圧に合わせて、自分をいたわる
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私たちが感じる心や体の不調は、「自分のせい」ではなく、「環境の影響であること」が多いです。
特に、うつで休職している時期は、ちょっとした変化にも敏感になりがち。
だからこそ、「無理をしないこと」がとても大切になります。
気圧が低い日は、いつもより自分に優しくしてあげましょう。
仕事のことや未来のことが不安になることもあるかもしれませんが、今は「今日の自分」を大切に考えるようにしてくださいね。
まとめ
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メンタルしんどいのは、「気圧のせい」かもしれません。
無理をせず、自分をいたわりながら、少しずつ回復していくことが大切です。
そして、しんどい時は一人で抱え込まず、誰かに話すことも忘れないでください。
あなたが今日、少しでも楽になれることを願っています。
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うつぬけマン
【参考文献】『「雨の日、なんだか体調悪い」がスーッと消える「雨ダルさん」の本』(佐藤純著、文響社)
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