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メンタル病んでくると、「考え方が極端になる」のは、なぜ?

先日、こんな質問をうけました。

・メンタル病んでくると、考え方が極端になるのはなぜですか?

私も、うつになった頃、自分の考え方が極端になって、しんどかったです。

たとえば「白か黒か」「〜でなければならない」というように、極端な考え方が私をうつに追い込んでいったのです…。

どーも、うつぬけマンです。

うつ経験を歌で伝える講演活動で全国をかけまわり、10年で1万人超の心に寄り添ってきました。

また、私のうつぬけエピソードはドラマのモデルになりました。

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さて、今日は「メンタルが病んでくると、考え方が極端になる理由」についてお話しします。

このテーマは私を含め、メンタル病んでいる人の多くの人が感じていることだと思うので、できるだけわかりやすくお伝えします。

この記事を読めば、「メンタルが病んでくると、考え方が極端になる理由」がひとめでわかります。

また、考え方が極端になったときの対策を手に入れることで、しんどさを和らげるようになれます。

では一緒にみてまいりましょう。


▪️メンタル病んでくると、考え方が極端になるのはなぜか?

結論から先に言っちゃいます。

私個人的には、「幼少期の親子関係が大きく影響しているのではないのかなぁ」と感じています。

私の場合、物心ついた頃から、「なんで、そんなこともできないの?」「早くしなさい!」と親から言われ続けてきました。

そのため、何でも、中途半端にできなかった。

メンタル病んでくると、いろんな事に余裕がなくなり、幼い頃から染みついた極端な考え方で頭の中がいっぱいになってしまうのです。

必ずしも、私のような人ばかりではないと思いますが、このようなパターンで、うつになった人は非常に多いのが現状です。

こうした状態では「白か黒か」「0か100か」といった極端な二択思考に陥りやすくなるのです。

・具体例


具体例をみてみましょう。

たとえば、仕事でストレスが溜まっているとき、「仕事に行くか、消えるか」という極端な思考に陥ることがあります。

本来であれば「休む」「誰かに相談する」「一部の業務を他人にまかせる」などの選択肢が考えられるはずですが、メンタルが病んでいるとそのような柔軟な思考ができなくなります。

あるいは、SNSの投稿に対して否定的なコメントを受けたとき、「投稿するか、アカウントを消すか」という極端な選択肢しか思い浮かばないこともあります。

このような場合、ネガティブなコメントに対処する方法は他にもたくさんありますが、メンタルが病んでいるとそのような選択肢が見えなくなります。

考え方が極端な人は、自分自身を追い詰める結果となり、さらにメンタルを悪化させる悪循環に陥ることになるのです。

そんなあなたに、“とっておきの対策”があります。

・対策

このような状況に陥ったときの対策として、おすすめなのは、「いったん保留」を心がけること。

「いったん保留」とは、すぐに答えを出さず、少し時間を置いて冷静に考えることです。

たとえば、仕事で追い詰められているならば、無理に出勤する前に一度休んでみることを検討してみたり、SNSで否定的なコメントを受けた場合も、すぐにアカウントを消すのではなく、少し時間を置いてから再度考えてみる。

ある研究によれば、一度立ち止まって深呼吸をすることで、脳の働きを一時的にリセットし、冷静な判断ができるようになることが分かっています。

これにより、極端な思考から抜け出し、より柔軟な思考ができるようになるでしょう。

▪️おわりに

いかがでしたか?

メンタルの健康はとても大切です。

もし、この記事を読んで「自分も極端な思考に陥っているかもしれない」と感じたら、一度立ち止まって「いったん保留」を思い出してみてください。

そして、自分を責めることなく、少しずつ自分に優しくすることを心がけてくださいね。

今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。

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うつぬけマン


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