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メンタル疲れた人は「とりあえず」が9割

▪️「はじめまして」のあなたへ

メンタルが疲れたとき、何もかもが重たく感じることがありますよね。朝起きるのも、仕事に行くのも、家事をこなすのも、すべてが大変。ましてや「完璧にやらなきゃ」と思うと、さらに心が苦しくなってしまうものです。だけど、実は、完璧じゃなくてもいいんです。

そういうとき、実際にメンタルが疲れて、うつになった経験をもつ私が、おすすめするのが『とりあえず療法』です。

これ、すごく簡単で、しかも心がちょっと楽になる方法なんです。ここでは、4つの「とりあえず療法」をご紹介させていただきます。

1. 「とりあえず朝起きれた」

朝、布団から出るのがつらい日、ありますよね。でも、そんな日も**「とりあえず起きれた」って、自分をほめてあげてください**。たとえ起き上がるまでに1時間かかったとしても、その事実だけで十分です。

「朝から完璧に動けなかった」と自分を責めるのではなく、「今日はとりあえず起きれたんだ、すごいな」と、まずは自分の努力を認めてあげましょう。

2. 「とりあえず仕事に行けた」

うつで休職している方も多いかもしれませんが、仕事に行く日があったとしたら、それだけで大きなことです。「とりあえず会社に行けた」「とりあえず少しだけ働けた」、それだけで十分です。

体調がすぐれないとき、長時間働くのは難しいですし、無理に頑張ることが逆に症状を悪化させてしまうこともあります。でも、少しでも動けたなら、それでいいんです。

3. 「とりあえず家事ができた」

家のことも、いつも全部こなさなきゃいけないわけじゃないですよね。たとえば、「とりあえず食器を片付けた」、それでOKです。洗濯物が残っていても、掃除ができなくても、できたことにフォーカスしましょう。

日常生活のあらゆることが負担に感じる時期は、何かひとつでもできたことを喜ぶべきなんです。「これしかできなかった」じゃなくて、「これだけできた!」と思うことが大事。

4. 「とりあえず生きぬいた」

うつの時期は、生きているだけで精一杯のこともあります。「とりあえず今日も生きられた」、これが何よりも大切なことなんです。

人と比べることなく、自分に優しく。日々の生活がつらくても、「今日もとりあえず乗り越えた」と自分をねぎらってください。生きていること自体が素晴らしいことなんです。

「とりあえず」は小さな成功

「とりあえず療法」は、無理に何かを達成しようとするのではなく、小さな成功を積み重ねる考え方です。これを習慣にすると、少しずつ自己肯定感が高まります。「完璧じゃなくていい」「できることを少しずつやればいい」と、自分に優しくすることが大切です。

休職中のあなたが、すべてを完璧にこなそうとする必要はありません。まずは「とりあえず」できたことに目を向けて、自分を認めること。それが、メンタルの回復に大きな効果をもたらします。

少しずつ前へ進もう

メンタルが疲れているときは、どうしてもネガティブな考え方にとらわれがちです。でも、そんなときこそ「とりあえず」を大切にして、少しずつでも前に進んでいきましょう。あなたが今日できたことは、必ず明日に繋がります。

だから、焦らずに、ゆっくりと。あなたは「とりあえず」で十分、ちゃんと頑張っているんですから。

あなたが自分に優しくなれますように、そして一歩ずつ前に進んでいけますように、心から願っています。

うつぬけマン

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