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「死なないように生きておきます」 ─ “こっちのけんとさん”のメッセージ
どーも、うつぬけマンです。
今回お伝えしたいのは、音楽活動をしている「こっちのけんとさん」の言葉です。
2024年、彼は「紅白歌合戦」にも出場し、ヒット曲『はいよろこんで』でたくさんの人を元気づけました。
もちろん私も、その1人で彼のニッコリ笑う優しい笑顔と、その歌声に勇気をもらいました。
何を隠そう、実は私も、「うつ経験を歌にして伝える」という講演活動をしてきたからです。
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しかし、その裏で私は彼が躁うつ病(双極性障害)という病気と向き合っていたことを知りました。
彼はSNSでこう言われてます。
「どれだけ人生が変わっても、死にたいと思ってしまう」
【2024】
— こっちのけんと (@SuppokoPeppoko) December 31, 2024
同じ思いを持つ人、同じ病を持つ人、
可能な限り背負わせていただき、
人生をかけて1年間歌わせていただきました。
本当にありがとうございました。
若干躁期でした。
今後は跳ね返りと戦うために当分休みます。… pic.twitter.com/eWXI1nTaql
「あんなに成功した人でも、そんな気持ちになるんですか?」なんて感じた人も多いでしょう。
でも、これは私が思うに“病気の症状の一つ”ではないかと思うのです。そして、彼が最後に残した「死なないように生きておきます」という言葉が、10年うつを経験した私の胸に突き刺さりました。
これは実際に10年うつを経験した私の個人的な考えなんですが、こっちのけんとさんの「どんなに人生が変わっても死にたいな思ってしまうので、やっぱり病気なんだなと思います。」という言葉にめちゃくちゃ共感しました。そして、「悩みを持ち続ける事で人生を彩ることもできる」という言葉にも涙した。
— うつぬけマン (@taotien) January 4, 2025
なので、この記事では、こっちのけんとさんの言葉を通して、「うつ期をどう過ごせばいいか」を一緒に考えていきたいと思います。
こっちのけんとさんの「休む勇気」
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こっちのけんとさんは、「しばらく活動を控える」と宣言されました。その理由の1つとして考えられるのは、「これから、うつ期に入るから」です。
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