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無人島に持っていきたい映画6

「ショーシャンクの空に」とか「グリーンマイル」とか、繰り返し見てもいい、感動の映画は多い。もちろん、持っていきたいけれど、無人島に持って行ける、防水ハードケースに入れられるソフトの枠は、昔から10本と決まっているから(私がそう決めた)、先の2本は誰かに譲るとしよう。

しかし、無人島に持っていくことを想像すると、何故か難破&遭難想定になるのは、何故???

さて、無人島に持っていきたい映画の1本に、私はぜひ「オルランド(Orlando)」を加えたい。

好きすぎてDVDも持っていて、この記事をアップする前にもう一度見ようと思っていたのだけれど、ついその時間がなくて、今日まできてしまった。

原作は英国のヴァージニア・ウルフ(彼女のことを知りたかったら、ググるべし)の『オルランド』。それをサリー・ポッターが映画化し、日本では確か1993年頃に公開された。

最初の舞台は16世紀後半のイギリス。貴族の子息オルランドは、エリザベス1世から「老いてはならない」という命を受け、不老不死になる。時代は移り、オルランドは詩人に憧れたり、ロシアのプリンセスとの恋に敗れたり。そして、東洋の大使として外国に赴任、戦乱を経て一週間ほどの昏睡状態から目覚めると。。。

そう、目覚めると、男性だったはずのオルランドは、女性へと変わっていたのだ。

公開当時、そのアンダーヘアが見えるとか見えないとかで一大論争になった。それはこの物語「オルランド」を決定づけるための大切なシーンで、流れからすると、絶対に見えなくてはならないと思うのだが、そこは日本、ぼやかされていた。見えたからって、何がいかんのか、いまだによく分からないのだけれど。

とにかくこの映画、そんな風変わりな映画ではあるし、よくよく見直せば、かなりな低予算で作成されているのだけれど、私はこの映画から、人生でとても大切なことを教えられた気がした。そして、遅ればせながら原作を読み、ある一文に心から震えた。それはまた、機会があればアップしよう。

オルランドを演じているティルダ・スウィントンの中性的な雰囲気も、たまらなくよくて、好きを倍増させている。




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