ピピロン星人

自営業の夫と2人暮らし。文筆業とグラフィックデザインの(元祖!?)二刀流(^ ^)b 2022年2月から、会社から独立 ニャンコ🐈Love❤️

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最近の記事

日本にいながらにしてタイ気分を味わう

夫の店の手伝いを終わらせ、大急ぎで天神中央公園貴賓館前で行われている「タイフェスティバル2024 福岡」に参加した。 気温だけはタイに負けていないと思っていたけれど、飲食ブース、物販ブースなどもタイ気分が盛り上げる内容だった。 タイ風焼き鳥、トムヤムクンラーメン、ココナッツアイスなどなど。飲み物は、台風チャイティーやココナッツジュースと相変わらず、下戸なラインナップ。 民族舞踊は現地でもなかなか見ることができないので、珍しくて、美しかった。 この気温だし、日本もタイみ

    • ワルソー復活

      昨日の夕方は、携帯の地震警報だけで狼狽えてしまった。 東日本大震災当日、渋谷の古いオフィスビルに居て揺れた時は、自分の命運が尽きたかと思った。 以来、地震警報はある種のトラウマで、自分でもどうしようもないくらい、過剰反応してしまう。 今朝、いつもの河原を散歩していたら、道に大量のミミズが這い出していた。 すっかり干からびていたのだけれど、これはやはり、昨日の地震のせいだろうか。 にしても、ハトもカラスも、ドライなオヤツがこんなに転がってるのに、気づいてないのか、見向きもせ

      • 太鼓の音に、浮き足立つ

        夏まつりに行って来た。 太鼓、縁日、屋台、盆踊り…かつて町や村落で行われていたそれらを踏襲し、ひと月間、街のど真ん中で開催されているものだ。 昨年よりも出店はグレードアップ、フードも充実していて、おいしかった。 まつりだ。値段のことは言いっこなし。 それにしても、太鼓の音になぜここまで心が躍るのだろう。 太鼓は古代から儀式や祭、通信手段などに使われて来たというから、もしかしたら、人類の遺伝子に何か残されているのかもしれない。 などと、勝手なことを考えてみたりする。 ド

        • 記憶の中の見知らぬおじさんが、忘れるな、と念押ししてくれる

          約30年前の今日、帰国を目前にしてパリの公園で、帰りたくないよう、と涙ぐんでいたら、ベンチの隣に座ったおじさんが 「今日、日本は悲しい日だろ?」 と、声をかけてきた。 えっ! 日本が悲しい!? なんで? 帰国のことしか頭になかったモタモタする私に、そのおじさんは畳みかけた。 「ほら、ヒロシマだよ。だろ?」 そうだった! 8月9日とともに、日本が決して忘れてはいけない日。 フランス人のおじさんが気にかけてくれているのに、日本人たる私がうっかりしているなんて。。。 以来、8月6

          見るとこ、ソコ!?

          エアコンをかけて寝ていたのだけれど、温度設定が高かったのか、少し暑かった。 そのせいか、今朝は5時に目が覚めて、もうひと眠りしようとしたけれど、結局起きて、朝散歩をした。 五輪の試合はニュースで知るくらいで、つぶさには観ていない。 もともと、特に夏季開催の関心はそんな程度だ。 だが、ネットニュースの五輪に関して、「おや!?」と思うようなタイトルを見かけることがある。 それは〝美人〟とか〝かわいい〟とか〝美しい〟とか、特に女性選手の容姿を表現したもののようだ。 それって試

          見るとこ、ソコ!?

          ほら、やっぱりね...

          今、連日、巷はパリ五輪の話題で持ちきりだ。 そういえば私、ほぼ1年ほど前、五輪準備真っ最中のパリを訪れた。 人からの依頼があって、ある物をフランスに届けることになったので、仕事半分、ついでに少し観光をした。 アポとり、その前からの連絡は勿論、渡航の手配、何から何まで独り作業。 荷物の梱包をクマ夫ができるだけ軽く、持ち易いように工夫してくれたのでありがたかった。 今はITの発達で知りたい情報を瞬時に把握できるし、連絡もスムーズだ。その分、物事の進行するスピードも早く、刻々と事

          ほら、やっぱりね...

          実家のにゃん子も夏バテか

          去年の秋頃から、80歳を過ぎた父母の様子が怪しくなってきた。 すっかり耳が遠くなった母は脚を曲げることができず、外科に通院する日々。 そんなある日、父の額にポツンとデキモノが。父は何かの枝を切った際に、虫の汁でも飛んで来たのだろうと、軽く考えていたが、母は、それが虫の汁でできたデキモノなら良くないから医者に行け、と父に意見した。 早速、皮膚科に行った父。すぐに行って正解だった。 そのデキモノらしきものはなんと帯状疱疹だったのだ。皮膚科医はひと目見るなり帯状疱疹と言い当て、目

          実家のにゃん子も夏バテか

          1年2カ月もの間、一体それは地球のどこを彷徨っていたのだろう...

          つい先週、金曜日のことだ。 郵便受けを見ると、フランス宛の封書が1通入っていた。 それも、よく見たら私の字。 ん!? 最近、エアメイルなんて書いてないけどな、とさらによく見たら、私が以前、パリ在住の友人宛に書いた封書が「宛先不明」で戻って来ていたのだった。それも、1年2カ月以上もかかって。律儀に。 その友人には昨年、現地ですでに会っていて、「手紙を送ったけど、届いてなかったね〜」という話をしていて、私たちの間ではすでに終わった話になっていた。 だが、こうして戻ってきたら、

          1年2カ月もの間、一体それは地球のどこを彷徨っていたのだろう...

          今日からやめてみませんか

          桜並木が美しい河原、水鳥が遊ぶ池のある公園、丘の上の歴史公園など、日常生活の合間にステキな近所を散歩できるのは幸せだ。 しかし、その行く手にたびたびゴミが落ちている。 「あぁ~あ、ゴミ落ちとう」 で通り過ぎた月日。 だがある日、風に舞う色鮮やかな氷菓子の袋をキャッチした瞬間、変わった。 それをつかんだ時、思わず 「あんたもこげんなりたくて生まれたんじゃなかよね」 と、袋に描かれた、誰もが知る有名なキャラクターにつぶやいていた。 「そうやん、私が拾ったらいいったい」 で、

          今日からやめてみませんか

          石岡瑛子の言葉に力付けられた

          北九州市立美術館(本館)で開催中の「石岡瑛子 I デザイン」に行って来た。 北九州の空は今にも雨が降り出しそうな天気で、工場から立ち登る煙と、妙に似合っている。 北九州に来る時は、何故かいつも空は曇っていて、煤けた印象がさらに強くなるのだ。 そんな街の美術館に、石岡瑛子がこだわった赤色が鮮烈に映える。 広告、出版、舞台、映像などざまざまなジャンルに囚われず、また世界的にも活躍したデザイナーであり、アーティスト。表現できうる世界ならどんな形でも表現してきた先駆者の1人だ。

          石岡瑛子の言葉に力付けられた

          「さようなら」じゃない

          今日は片付けに難しいといわれている手紙を整理した。 朝からそんな気分だった、今日ならできる、と。 だが、一時は箱をひっくり返して全捨てするも、やはり切なくなって数通取り出して読んでしまった。恩師や人生の先輩、友人からの手紙の数々。中には物故者も何人かいるし、今となっては連絡がつかなくなった友人もいる、懐かしい筆跡。 近況報告の他にも、励ましてもらったり、勇気づけられたり、時にはからかわれたり。。。 無意味かもしれないし役立たないはずだけれど、数通選んで、手元に残した。 今は

          「さようなら」じゃない

          いつまで続く?

          昨日アップした記事 ようやくはじめました、お片付け にもちょっと書いたけれど、グレイヘアへ移行中。 かなり前からヘナや草木のできるだけナチュラルなもので染めてきたけれど、白髪が見えることに神経質になってしまい、自営になってから思い切って染めることを辞めた。 まだ完全にグレイヘアとは言えず、ちょうど富士山に雪が被っているように白髪が頭を覆い、下にはかなりまだ黒髪が残っている。 とはいえ、以前の洋服で似合わない物が出てきた。 淡い色、柄物が特にひどく老けて見える。 そこで、片

          いつまで続く?

          ようやくはじめました、お片付け

          ちょうどひと月前あたりから家の中を片付けている。 ちょっと大袈裟に言えば「断捨離」!?  でも、実はそれほどでもない。 というのも、まだまだ仕事で使わなきゃならないものがあるから、捨てたいなぁ〜と思いつつ、捨てられないのだ。 捨てたら、絶対困るとか、後悔する物とか、法律上まだ捨てられないものとか。。。 捨てたら、絶対気持ちいいのに。 まずはご多聞にもれずクローゼットの洋服から。 母お手製のジャケットなどもあったけど、自営になり、外へ着ていく機会も減り、「ありがとう&さような

          ようやくはじめました、お片付け

          身体は大事

          最近、ひとつ歳を重ねた。 たまたま誕生日近くに両親と会う機会があり、「お陰様で元気に過ごせています」とお礼を言っていた。 そう、なんとか元気に過ごせているのだが、少しばかり調子がよくないことがある。 帯状疱疹のような痛みが走っているのだ。 2年ほど前、ひどい会社のひどい仕事をやった際に発症して以来、少し体調が悪いと出るようになった。 去年もやはり同じ内容の仕事の後にやはり発症したので、馴染みの内科を訪れて、知古の先生に診てもらった。 いやいや、帯状疱疹なら皮膚科だろう? 本

          何のガマン大会?

          タンクの中のガソリンが心許なかったので、近所のスタンドへ給油に向かった。 昨日とは打って変わっての曇天模様。 思ったほど寒くないのと、エンジンを回すため、気の向くまま少しバイクを走らせた。 私のガソリンも補給したかったけれど、行きつけのスタバの駐車場が満車なので、前を素通りし、山の方へ向かった。 時間がある時に時々走るダム周回コース。 いつもはクルッと回るだけだけど、曇天でも景色が良かったので、一回、廻って撮影場所を決めて、二回目に気に入ったところの路肩に停めて、撮影し

          何のガマン大会?

          ワット・アルンが何故か私を泣かせた

          10月末の土曜日、秋晴れの下、タイに向かった。 理由は「行きたかったから」。 いやいや、本当はある事があったのだけれど、いずれにしろ初めてのタイ。もちろん、久しぶりの海外渡航となった。 日本はようやく秋らしくなっている頃、真夏に逆戻り。 初めて訪れたワット・アルン。 正式名称はワット・アルン ・ラーチャワララーム。別名暁の寺と呼ばれているらしい。 その美しさに、こんなに美しいものがこの世にまだあったのだ、と思うと 涙が溢れた。 裏口から入ったけれど、その趣が可憐で厳か

          ワット・アルンが何故か私を泣かせた