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「家」を守る。「家」から離れる。

2018年12月3日の六十干支は「己巳」(つちのとみ)

六十干支6番目の「己巳」と、36番目の「己亥」は「倒柱の業」という「三業干支」です。柱とは大黒柱のことで、一家の大黒柱を倒してしまう業。跡継ぎになるのを避け、早めに養子に出たり、お嫁に行ったりした方が良い、とされています。

繰り返しお話していることではありますが、陰陽五行思想の歴史は古く「家」「家系」に関しての基本的な考え方が、現在とは全く違います。代々続くものを守り抜く必要のある家であるならば、対処が必要となりますが、特にそういうものがないのであれば「家に縛られずに自由に生きてよい」となりますね。
家業やしきたりを受け継ぐ必要がないとしても、今、生かされているのはご先祖様の存在があってのこと。感謝の心を持つことも大切です。

「己巳」日生まれの方は、やろうと思えば何でもできる器用さがゆえに、これ!という道を見つけるまでに長い時間がかかり、紆余曲折を経ることになりやすかったりします。未来を自分で切り開くというよりは、つみ重ねのなかでいつの間にか導かれてゆくタイプ。注目される人やすごい人を目指すよりも、目の前の仕事を一つ一つ丁寧に仕上げてゆくのを心がけてみましょう。小さな結果のつみ重ねが大きな自信につながり、やがて進むべき方向が見えて来るでしょう。

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chizu
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