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人種差別と菜食主義を考える~補足編~

昨日の記事『人種差別と菜食主義を考える』 がとても反響がよかった。

少なからず動物を食することに対する疑問をお持ちの方がいる証拠だろう。

その方々が行動に移れるように、今日はもう少し補足をして菜食主義について書いていきたい。

昨日の記事でも書いたように、肉を食べている現状を否定してはいない。

僕らは子供の頃から肉が食卓に並ぶ時代だったのだ。

美味しく頂いていて当然である。

しかし現在はインターネットの普及により、様々な情報が取れるようになった。

ぼんやりと動物の死骸だと思ってはみても、スーパーで陳列している切り身しか見ることはなかった昔に比べ、今はYouTubeなどで動画が観られる。

動物の殺害シーンや切り身になるまでの過程が観られるのだ。

それを見て、自身の判断により、肉を食べる習慣を辞める自由を僕らは持ち合わせている。

そしてこのことは、まだ始まりの段階なので行動しにくいだろう。

脳にはお肉の美味しい記憶が残っているし、

まだまだ肉食の人口が圧倒的に多いわけだから…。

でもね、歴史は当たり前を壊しながら進んでいく。

飲酒運転にしてもそう。

もちろん飲酒運転はしてはいけない。

しかしどうだろう?

昔はなかなかやっていたのではないだろうかな?

今はとても厳しくなり、飲酒運転は無くなったことと思う。

路上駐車にしてもそうだ。

喫煙やポイ捨て、立ち小便なんかもどうだろうか?

ほんの10年前の当たり前が今では消滅しているではないか。

これから数十年もすれば、少しずつ菜食主義の存在が力を持ち始める。

ある一定数に達した段階で、政党すらできてしまうことだろう。

もしかしたら海外ではもう小さな政党はあるかもしれないが…。


黒人の奴隷制度が解放されたのが1863年。

アメリカ初の黒人大統領が誕生したのが2009年。

140年余りの時間が経った現在でさえ、人種差別の悲しいニュースは報道されている。

つまりすべての人が同じ意見でなくても仕方がないということ。

少しずつでも多くの人が理解を深めることで歴史は動く。

そして大切な命を救うことができるのだ。


最後に参考として一つの話をしようと思う。

以前に何かの本で読んだのだが、それが何だったかは覚えていない。

内容だけお伝えしたい。


世界の未来政策を決める会議。

世界中のトップが集まり今後の世界規模の計画を議論する。

この会議には一つのルールがある。

この会議に参加した人は、来世で何の生物に生まれ変わるかわからないという事実を前提として出席する。

白人は来世で黒人になる可能性がある。

アメリカ人は中国人として生まれ変わる可能性もある。

人間が牛や豚として来世を迎えることもある。

この条件の中で、今後の未来政策を決めていくというお話だ。

どうだろう?

僕はこの話を読んだときに感銘した。

これが本来の政策会議であり、来世で何者になるかについての真理だとも思っている。


アナタが来世で牛や豚にならないことを祈る。

そしてもしそうなっても僕だけは、食べないを貫いてあげるよ。


遠い未来で、どこかのステキな親子が会話をしているんだ。


坊や、ベジタリアンやヴィーガンって知ってるかぃ?
お肉を食べない人のことを昔はそう呼んだのよ。

えっ?だってお肉って食べ物じゃないよねママ?

もちろんそうよ。動物さんを食べてはダメよね。
むか~し、昔のお話しよ^^

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