Smoke weed? no, I have Pied Piper tho.
SOMEONE:「Wassup~Do you smoke weed?」
(訳:わっさ〜あんたマリファナやっちょる?
ME:「No, I've only got stoned with Pied piper.」
(訳:やってへんで、うちヤクはパイパイしかキメたことあらへん
↑パイパイディーラーのあたし
突然ですが、みなさんはBTSのPied Piperというシャブ曲を聴いたことがあるでしょうか?聴いたことがないなら今すぐこのページを閉じてYouTubeにgoしてキメにいってください。大麻やヘロインの100倍以上の中毒性があり即効性があると言われているPied piper(以下略してパイパイ)という危険な曲を…。
私とPied Piperの出会いは突然に・・・
それは、まだ私がBTSにハマりたての時。とりあえず彼らの歌をきちんと履修しなくてはと思い、林檎音楽でひたすらBTSのアルバム収録曲を聴きまくっていた。しかしアーティストページのトップにある曲たちは、どれもいかにも"K-POP!!"って感じの曲ばかりで洋楽上がりの私には正直あまりピンとくるものがなかった。いや、今はそれこそ大好きだけども。そんな感じでほぼ流し聞き状態で聴いていた時、突然
「何だ、このオシャレシャブサウンドは…」
その曲のサウンドを聞いた瞬間、私の中で革命が起きた。待て待て待て。なんだこのオシャレシャブサウンドは?(二回目) てかオシャレシャブサウンドってなんだろう。いや、これは紛れもなくオシャレシャブサウンドだ。そう、そのオシャレシャブサウンドこそがPied Piperだったのだ。
それからというもの私は他のアルバム曲を一切聴かず、パイパイだけをひたすら毎日毎時間毎分毎秒聴いた。パイパイのあの軽快なイントロを聴いただけで、体がふわりと宙に浮かび、現実世界の悩みや苦しみから心が解き放たれ、脳内にドーパミンが溢れ出た。まるでパブロフの犬じゃないか。聴くだけで多幸感が得られるなんて、なんてコスパのいいドラッグなんだろう、、、そう、私は気づいたらパイパイホリックになっていたのだ。それが冒頭のwassup~のくだりに繋がるわけです。
そもそもPied Piperってどういう意味?
パイドパイパー(Pied Piper)は、民間伝承「ハーメルンの笛吹き男(The Pied Piper of Hamelin)」に登場する「笛吹き男」または伝承そのものを指す。また、これをモチーフとする作品のタイトルとしても用いられている。(Wikipediaより引用)
つまりPied Piper=「笛吹き男」って訳ですね。更にこの「ハーメルンの笛吹き男」のお話を簡単に要約すると、
大昔にハーメルンという街でネズミが大量発生した。困った街の住民たちは報酬をやるからネズミを退治してくれと笛吹き男に依頼した。笛吹き男は約束通りネズミを退治したのにも関わらず、住民たちは笛吹き男との約束を破り、報酬を払わなかった。怒った笛吹き男は後日、街に再び姿を現すと笛を吹きながら街中の子供たちを連れ去ってしまい、二度と帰って来なかった。
え、これ本当に童話なの?私が子供だったら怖すぎてチビってるわよ。そしてパイパイの曲中では、この"笛吹き男"を自分たち=BTS、"連れ去られた子供たち"をARMYに例えられて歌っています。なんてこったい。私達は彼らに意図的に誘惑されてたってワケ。
歌詞がとにかく危険であま〜〜〜〜〜〜い
なんと言ってもパイパイの魅力is歌詞にあり。早速歌詞を見てみましょう。まずは出だしのジョングクパートから
나쁜 고라 더 촣은 거야
悪いことだからより一層良いんだよな
속으론 알고 있잖아
内心分かってるんだろ?
이젠 멈춰지지 않는 거야
もう止められやしないよ
(You can’t stop)
止められない
좀 더 솔직해져봐
もうちょっと正直になってみなよ
ふ〜〜〜〜〜〜〜〜ん、ジョングクくんって虫も殺さぬような可愛い顔してそんな意地悪なこと言うんだ。エッチだね。まだここまではなんとか澄まし顔で聴ける。ヨユーヨユー。続いてナムさんのラップパート
Stop
이제 그만 보고 시험공보해
もう見るのはやめて試験勉強しなよ
니 부모님과 부장님 날 미워해
君のご両親と部長は僕を憎んでる
봤던 영상 각종 사진 트위터
見ていた映像、色んな写真にツイッター
부인앱 본보야지
VLIVE、ボンボヤージュ
알아 좋은 걸 어떡해
分かってるよ、好きなもんはどうしようもない
그만해 뮤비는 나중에 해석하고
でもその辺にしときなよ、MV解釈は後にして
어차피 내 사진 니 방에도 많잖어
どうせ僕の写真は部屋にも沢山あるんでしょ
한 시간이 뭐야 일이년을 손삭해
1時間が何だよ、1、2年だってあっという間
이 노랜 내가 네게 주는 상
この歌は僕が君にあげる賞
착해
いい子だ
うわぁ〜〜〜〜全部バレてる。ナムジュンにキモオタの生態全部見透かされてるよ。恥ずかしいわ〜。そして歌詞がスケベだなぁ〜。最後の"チャケェ…(吐息混じり)"で毎回ナムジュンオッパ〜〜〜(泣)(泣)(泣)って咽び泣きながらレスポンスしちゃうよね。大人の男の人に子供扱いされてる感じがなんとも堪らない。あたし、もう子供じゃないのよって心の中でナムさんにプチ反抗しちゃうよね。え、しないですか?…そうですか。続いて少し飛ばしてサビのジミンパート行きます。
피리소릴 따라와 이 노래를 따라와
この笛についてきて この歌についてきて
조금 위험해도 나 참 달잖아
ちょっと危険だけど僕は甘いから
ガダダダダダダダダダダダッッッッ(階段から滑り降ちる音)
チョッ、チョロ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!(DOPE)おいおい、スケベ村のドスケベ村長がスケベな笛の音でおいらを誘惑してるぜ。っふぅ〜〜〜、危ねぇ危ねぇ。危うく阿呆な顔してホイホイついて行くところだった。ここのジミンパートの何が一番やばいって"ピリソリタラワ〜♪"の前に小さく「ン゛ッ♡」(※ハートは私が勝手に解釈して付けたものです)って言ってるんですよ。このエッジボイスが堪らんスケベなのよ。ジミンの伝家の宝刀であるエッジボイスがパイパイでは顕著になってるんですよね。本当に有難スケベ。続いてジョングクパート。
널 구하러 온 거야 널 망치러 온 거야
君を助けにきたよ 君をダメにしにきたよ
니가 날 부른 거야 봐 달잖아
君が僕を呼んだんだよ ほら甘いでしょ
피리소릴 따랗와
この笛の音についてきて
I’m takin’ over you
僕は君をつれてゆく
I’m takin’ over you
僕は君をつれてゆく
あまぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!
おっと、あたしの中の井戸田が。失礼しました。甘ぇよ、甘すぎるぜ、、、危うく糖分過失致死罪でジョングクを訴えるところだったぜ、、、なんてったって最後の"I'm takin' over you"というこの歌詞。訳し方によって様々な解釈が出来るのがいい。私なら「僕が君を支配する」と意訳します。理由はジョングクに支配されたいという個人的な願望です。
はぁ、、、、、、。もうあーしは力尽きてしまったので、この続きの歌詞が気になる方は自分で調べてみてください。(←!?)そしてパイパイの危険で甘い歌詞に溺れて底なし沼に堕ちて下さい。アディオス。
Pied PiperはBTSにしか歌えない曲
パイパイの最大の強み。そう、それはBTSにしか歌えない曲であるということ。その理由は先程も記述したナムさんのラップパートにあります。
Stop
이제 그만 보고 시험공보해
もう見るのはやめて試験勉強しなよ
니 부모님과 부장님 날 미워해
君のご両親と部長は僕を憎んでる
봤던 영상 각종 사진 트위터
見ていた映像、色んな写真にツイッター
부인앱 본보야지
VLIVE、ボンボヤージュ
"見ていた映像、色んな写真にTwitter、VLIVE"ここまではなんの疑問もなく、どこのケーポドル推してるオタクも分かる…分かる…ってなりながら聴いてると思うんですよ。でもBTSを全く知らない人がこの後の歌詞を聴いたら「……What?」となると思うんですよね。
そう、それがボンボヤージュという歌詞。BTSを知り尽くしたARMYであれば、この歌詞を何の疑問もなく聴き流せるでしょう。ボンボヤージュが何か知ってるからね。ボンボヤージュが何か分からない方に説明すると
"ボンボヤージュ(BON VOYAGE)"とは、2016年から毎年BTSメンバーたちが外国旅行する様子を収録したシリーズ物の有料コンテンツのことである。
これBTS全く知らない人が聴いたら必然的にボンボヤージュって何だろう?になると思うのね。つまり、この曲はBTSによって作られたBTSとARMYのためだけの唯一無二の曲って訳です。このボンボヤージュという歌詞が入ることで他のアイドルがカバーすることが出来ないBTSだけにしか歌えないオンリーワンの曲になってるんですよね。いや、分からないけども。もし他のアイドルがカバーされてたら教えて下さい。なんかウチらだけの秘密を共有してるみたいでドキドキしちゃうよね。
因みにナムさんはパイパイの作詞についてブイエプでこう語っています。
結構攻めまくってる歌詞なので、ナムさんもこれは果たして世に出して大丈夫な曲だろうか…と、かなり自分の中で葛藤したみたい。ホ〇モン戦争の件があったから慎重になるのも無理はないよね。でも結果この歌詞で大正解だったよ、ナムさん。こんなスケベな歌詞を書いてくれてありがとう。
Pdoggニムの音のこだわりが凄い
なんと言ってもパイパイは"音"がいい。軽快で爽やかなイントロから始まってサビで一気に盛り上がりを見せてまた2番の出だしではベースの低音で一気に落とし込む。シンセの音が入ると人工的に聴こえがちだけど、それが一切ないポップでナチュラルなサウンド。はァ、素晴らしいなぁ。パイパイはBTSのファンの方なら皆さん勿論ご存知であろう、Pdoggニムによってプロデュースされた曲です。実は、この曲にはPdoggニムのこだわりがギュッと詰まってるんだよね。作業風景を見る限り、かなり凝って作られてる。
パイパイでは笛の音のようなシンセのフレーズプラス、“人の声による笛の音”が取り入れられているんだけれども、これは冒頭で話した"笛吹き男"の笛の音を表していると考えられます。この特徴的な笛の音の正体は"トークボックス"といってチューブなどを演奏者が口でくわえて演奏している音が人が話しているようなイントネーションを加えることができるエフェクターの一種なんだって。(一般的にはシンセサイザーやギターにつなげて演奏するらしい)原理としては、使用している楽器にトークボックスを繋げて、そこから出る音をチューブを通して一度口の中で共鳴させてボーカル用のマイクで音を拾うようになる。つまり楽器から出る音を口の形を変えることで音を調整するんだって。すげぇ〜。
↑実際の様子(Pdoggニムのインスタより引用)
2番冒頭テヒョンパートの1分58秒辺りからこのトークボックスを用いた笛の音を確認することができます。特に曲の終盤の方で顕著になっていて、この音が曲のクライマックスに盛り上がりをつけてる。
初めて聴いた時は「なんだこれ!?」って違和感を覚えるけど、もう次からは癖になってた。むしろこの音を聴きたくなってる自分がいる。この音が鳴った瞬間にヨダレ垂らしてる。そう、完全にパブロフの犬と化すのです。この音があるからこそパイパイの中毒性が生み出されてると言っても過言ではない。曲の中でかなり重要な役割を果たしているんじゃないかな。パイパイの謎の中毒性の正体はここにあった訳ね。なるほど。このようにパイパイはかなり細部まで音に拘って作られているのでイヤホンで聴くことをお勧め致します。
※因みにこの"トークボックス"は最近解散してしまったDaft Punkの曲によく用いられてることで有名。
マンネラインで見るPied Piper
ここまででPied Piperの魅力をちゃんと伝えられてるか不安なんだけど、とりあえず気にせず次に移ります。パイパイが凄いのは歌詞や音だけじゃないのよ。実はかなりヤベェ振り付けがあるって知ってましたか?あたしは知ってた。とりあえず黙ってこれらの動画を見て欲しい。
ジョングクfocus
かの有名な190616釜山マジックショップジョングクパイパイフォーカス。正直、親の顔より見ました。チンチャよ。55秒~の膝をガクッと落として何かに取り憑かれたかのように狂って歌うジョングクをスケベな目で見られずにいられるでしょうか?いいえ、いられません。(反語) そして前から見ても横から見ても後ろから見てもよく分かる鍛え上げられて隆起した太もも。ボディビル大会だったら間違いなく「よっ!歩く生ハム原木〜〜〜〜〜!!!!」って叫んでたね。下手したら生ハム原木より太いかも。おっと、話の論点がズレちまった。なんだったっけ。そう、振り付け。最後ちょこっとだけですが、ちゃんとした振り付けがあるんですよ。いや〜この振り付けがまたスケベで困った困った。筋肉隆々の男が恍惚とした表情で織り成す滑らかなウェーブ、堪らんばい。ジョングクのパワフルさとパイパイの緩やかな振り付けが織り成すなんとも言えない絶妙なハーモニー。気づいたら観ながら泣いてるしヨダレ垂らしてる。
テヒョンfocus
続いて190622-190623に行われたソウルマジックショップでのテヒョンさんパイパイフォーカスを見てみましょう。まず再生回数が1268万回という時点でこのチッケムがいかにヤベェものなのかが分かるよね。動画の再生ボタンを押した瞬間、思わず「OMG……………」。海外かぶれ女の人格が現れてしまいます。足長〜〜〜〜〜人型コンパス????人間離れした芸術的なお顔に見蕩れたまま油断して視線を下に持っていくと、がっしりとした肩や腰つきにしっかり人間の男を感じて死んでしまいます。なんと言っても私的見所ポイントは2:31秒~。自身の口に手のひらを宛てがい舌を這わせて、そのままその手のひらでサイドにまとめられた髪の毛を優しくなぞる仕草。え〜〜〜〜〜〜〜〜。なにそれ????少女漫画でも見た事ないんですけど、その仕草。自身の聖水(唾液)をワックス代わりに、、、?多分、この人しか許されないやつ。Oops。また論点がズレましたね。テヒョンさんのダンスは、すらっとした指、移り変わる目線、流動する髪の毛、その一つ一つの動きが思わずスローモーションに見えてしまうくらい丁寧で美しい。踊る芸術作品とでも言ったらいいでしょうか。とにかく一挙一動が余すことなく美しい。気づいたら何回も再生してるシャブ動画。撮ってくれたマスタニムありがとう。
ジミンfocus
はい来ました、내 bias。もう正直私からは何も言うこと無いです。見れば分かる凄いやつよ。サムネからこちら指さされちゃってるもんね。なんかスケベビームみたいなの出してるのかしら。ジミンa.k.aスタンドマイク使いの天才。小さな手でスタンドマイクを嬲る仕草は思わず無料で見てもいいものなのかと困惑してしまいます。袋とじを開ける時のようなドキドキ感。そして推しフィルターがかかってるからなのかもしれないけれど、ジミンだけ物凄く輝いて見えるのよね。神々しい。なんか艶々してる。肌艶が石原さとみと同じ。なんか身体中からティンカーベルのような金色の光が漏れて見える。そしてなんと言ってもダンスよ。腰の動きが人間のそれではない。骨、ある?多分、ない。ジミンの中性的で妖艶な雰囲気がこの曲とこの曲の振り付けにマッチしすぎて近藤真彦になってしまったかと思ったもんね。あと、スモークの量が多すぎて遂に天に召されてしまったかと思ったわ、あたしが。あ〜、何とかしてこの映像を走馬灯にねじ込みたい。日本の技術、私の為に頑張れ。
※TMIですが、私はこのパイパイの回転するセットのことをドスケベ回転寿司と呼んでいます。
聴けば聴くほどハマってしまう中毒性
どうですか?そろそろPied Piper、聴きたくなってきたんじゃないですか?パイパイをもう既に知ってる人は「分かるわ〜〜〜」つって共感してくれてると嬉しいです。そして最初の方は割と真面目に書いてたのに途中から完全に理性を失い、キモオタの人格が現れて酷い文章になってしまい申し訳ありません。スケベって言った回数、カウントしないでください。歌詞、音、振り付け、どれをとっても素晴らしいPied Piper。気づいたらシャブ漬け、いえ、パイパイ漬けになっています。あなたも7人のパイドパイパーにユートピアへ誘われてみてはいかが?
↑また現れたパイパイディーラーのあたし
~~Welcome to パイパイワールド~~
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