迷路と演劇:『機関精神史』創刊号感想
これは『機関精神史』創刊号「特集*精神史の覚醒」の感想です。以前Twitterでtweetしたものを元にしています。
あれは何歳の頃だったか、住んでいたところから幾らか歩くと辿り着いた図書館には、迷路の絵本が置いてあり、それは幼年期の私のさいわいの思い出と何らか強い結びつきがありました。私は、いまのところ、『機関精神史』創刊号の迷宮が何処に由来する図版なのか、わかっていません(クノッソスの迷宮かとも思ったのですが。私の知るそれは、二つの袋小路からなるものではなく、折り畳まれ