「吹上浜」を日本で1番有名な砂丘に。
「日本三大砂丘と言えば?」
そう聞かれたら、多くの人は「鳥取砂丘」を思い浮かべるだろう。僕だってそうだ。
地元、鹿児島県の日置市には吹上浜がある。日本三大砂丘の一つだ。長さ47km、広さ1400haであり、日置市・いちき串木野市・南さつま市の3市にまたがっている。
日本三大砂丘という誇らしい称号があるにも関わらず、鹿児島県外の人からの「吹上浜」への認知は無いに等しい。
地元の人から愛される吹上浜。県外の人に知ってもらうためにできることはもっとあるはず。魅力の届け方があるはず。
僕が今感じている、吹上浜の可能性についてここに記したい。そして最後に、新しく開設したSNSについても紹介したい。
「観光」における可能性
街の活性化に直結する領域は「観光」であろう。外から人がたくさん集まればそこに興業が起こり、関係人口も増え、人も住み始める。
以前noteで紹介した香川県の父母ヶ浜の話を改めて紹介したい。元々は年間1万人しか観光客が訪れなかった街が、光の反射を活かした撮影ができることが広まったとことで年間45万人が訪れる一大観光地となる。
何かお金をかけて施設を作ったわけでもなく、楽しみ方という「体験」を作っただけでこれだけの人を動かすことができる。
僕はこの事実に胸を高鳴らせた。
もしかしたら吹上浜にもこんな奇跡の一枚を撮れる場所があるかもしれない。そんな淡い期待を持って探索を始めた。
そして、その可能性の一つを探し当てることができた。
撮影場所は、川と海と繋がる間でありS時のカーブを描く場所であったため波が弱い。この写真は色だけ少しレタッチしているが、風の弱い日であれば誰しも同じように反射する写真が撮れる。
正直この場所だけではまだまだ人を呼び込むパワーは少ないかもしれない。でも、この長い吹上浜なら、こんな「体験」ができるような、わざわざ撮りに行きたくなるような場所はもっと発掘できるんじゃないかと思っている。鹿児島に住むみんなで探すことができたなら、もっとすごい奇跡の一枚が見つかるかもしれない。
「ビジネス」の可能性
先日、嘉之助蒸溜所に見学させてもらった。工場見学の最後には吹上浜を眺めながら試飲できる場所へ。
青い空と海を眺めながらお酒を飲むことができる。海辺にこんな素敵な飲食店があればどんなに行きたいか。イベントスペースとしても使えそうだ。
嘉之助蒸溜所は、バーとしては使用していないみたいだが、こんな場所がもし日置市にあったなら僕は何回でも行きたい。
「食」の可能性
海沿いであるため、吹上浜は食の宝庫でもある。吹上浜の名産品は沢山あるが日置市にフォーカスすると「月日貝」がまず名産として出てくるであろう。
月日貝は、片面が明るいクリーム色(昼)で、もう片面が朱色(夜)のため、月日貝と名付けられています。
ホタテよりも旨みが強く甘味があるのが特徴で、とにかく旨いのでみんな食べに来て欲しい。
通常は焼きで食べるが、鮮度が良いと刺身で食べることも。これは間違いなく吹上浜を、日置市を代表とする食べ物となりうる。
「長さ」を生かした企画
全長47kmという他にない長さ。これを活かさない手はないだろう。長さで言うとフルマラソン(42.195km)ができるくらいの距離感。
「浜だから『ビーチフラッグ』をフルマラソンの距離に拡張できるんじゃない?」と友人と笑って話していたが、結構良い企画なんじゃないかと考えている。
普通にやっても足が血だらけになりそうなので、やり方は考えるにして、吹上浜の特産品を活かしながら街を巻き込んだイベントにできるんじゃないか。
可能性に満ちた「吹上浜」
みんなが知らないだけで、吹上浜にはもっと魅力が沢山あるはず。もっと活かせる企画や見せ方があるはず。
そんな想いが先行して、Instagramのアカウントだけ作ってしまった。
まずは写真を通して吹上浜の魅力を伝えつつ、そこからいずれイベントなどに繋がっていくと素敵だなと。
吹上浜をもっと有名にしたいのは、僕だけの想いじゃないはず。日置市や鹿児島のみんなと一緒に広げていくプロジェクトにしていきたい。
「こんな素敵な写真が撮れたよ」「こんなふうに広げていったらどう?」そんな声をぜひDMでお聞かせいただきたい。みんなで運営していくアカウントでありたいので、ぜひフォローをお願いさせてください。
みんなで一緒に、吹上浜を日本一有名な浜にしていきましょう。
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