信頼関係を構築するために、講師が講座前日までにやるべきこと
北村こうきです、
今回は『信頼関係を構築するために、講師が講座前日までにやるべきこと』について、お話していきます。
世の中には、キャリア・健康・人間関係・・・様々な講座がありますが、なぜ受講生は『講座』に、大事なお金・時間・労力をかけてまで参加するのでしょうか?
それは、“今抱えている悩みや問題を、早く解決したいと思っているから”です。その一つの手段として、講座で詳しい人から話を聞こうと思ってくれるのです。
では、ここで考えていきたいのが、受講生は講座に参加する前から「早くこの悩み(問題)を解決したい・・・」と思っていることが想像できるわけですが、この悩み(問題)を講座当日に講師が受講生にヒアリングして、解決するのって実は遅いです。
なぜかと言うと、受講生の「早くこの悩み(問題)を解決したい・・・」ことを、『身体の中のピンポイントがめちゃめちゃ痒い(かゆい)状態』に例えると、講座での講師の役割は『痒いところをかいてあげる』ことになります。
もし、瞬時に痒いところを的確にかいてくれる講師だったら、「うわー、この人分かってる・・・!」と、一気に親しみやすさ、親近感、信頼感がグンッ上がります。
想像してください。講座では、講師と受講生さんが「初めまして!」で会うケースが多いと思います。初対面のその場で、受講生さんが抱えている悩みや問題をヒアリングして、どのように解決していこうかを考えるのはなかなか至難の技だと僕は考えています。
では、何をすれば良いのか?
そこで、僕も必ずやっていることの一つに『事前にヒアリング』があります。
講座を開催する場合、事前に当日の詳細や講座会場までの道順などの案内を、受講生さんにメールなどで送ると思います。
その際に、受講生さんが「講座に申し込みをした理由」や「今抱えている悩み・問題・課題」などを聞けるヒアリング項目を一緒に載せておくだけで、ほぼ100%近くの受講生さんが回答してくれます。
受講生さんが「講座に申し込みをした理由」や「今抱えている悩み(問題)」などを、事前に講師は把握できれば、多角的な切り口で講座の組み立てを考えることができますよね。
受講生さんの立場から考えると、「講座に申し込みをした理由」や「今抱えている悩み・問題・課題」を聞かれることは嫌なことではないですし、講座での初対面で「講師:今、〇〇さんは、〇〇について悩んでいるんですね」とあらかじめ知っていてくれたら、「自分の悩みに真摯に向き合ってくれる講師だ!」と思うはずですし、講師の立場から考えると、「受講生さんが聞きたい内容に合わせて、事前に落ち着いて講座を組み立てられる」ことで、お互いに『信頼関係(ラポール)』を構築しやすくなります。
講座を開催する講師は、短い時間の中で受講生と信頼関係(ラポール)を構築するのは、意外と難しいものです。
しかし、講座が始まる前から、「今抱えている悩み・問題・課題」(痒いと感じているところはどこか?)が分かっていると、非常に講座の展開も運びやすくなるでしょう。
ということで、今回は『信頼関係を構築するために、講師が講座前日までにやるべきこと』について、お話しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
北村 こうき
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