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【自然が脳に与える好影響について】

▼脳が最大で数百倍活性化されるカラクリ▼

大自然や大宇宙の中で、自分という小さな存在を再認識することで、人は謙虚になり、脳は活性化し始める。
これをAwe体験と言います。

977人の被験者を対象にした実験の結果、被験者は「Awe体験によって生かされている感じがした」などといった、自分の自我(エゴ)を少なくし謙虚な気持ちを引き起こすことが分かった。

【脳が活性化されまくる】
大宇宙の悠久さや自然の広大さを前に「自分を小さい」と感じるとき、人は非常に謙虚な気持ちになり、そして素直に感謝の気持ちを持ちます。
その結果、前向きにもなり「世の中のため、誰かのために役立ちたい」という思いを強くするのです。このとき、脳は通常の何十倍、ときには何百倍も活性化するのです。

キャンプなどで定期的に自然と触れ合うが、同感できる。
街に装飾されたイルミネーションなどを見てもこのような効果は起こらないことから、人智を超える何かが作用していると考えられる。

感想

■ 身体的効果 ■

Awe体験を頻繁にしている人はインターロイキン6の濃度が低く保たれているという研究結果もある。
インターロイキン6というのは体が慢性的な炎症を起こしているときにでるものなので、この濃度が低いということは炎症をあまり受けておらず健康だと言えます。

▼未来の時間感覚が持てるようになる▼

中国・広州大学のリー博士らは「Awe体験」が社会性行動にどのような影響をもたらすかを研究している。

■ 結論 ■

未来の時間感覚を持てるようになり社会性のある行動が取れるようになる。

未来の時間感覚というのは、未来を単なる時間の経過した先にあるものと捉えるのではなく、自分が生きている「今」と同じように捉える感覚。

今さえよければ良い、今すぐメリットを得られることをしようという考えというのは「今」と「未来」を混合させてしまっているが故にでる思考です。
「未来」を「今」と捉えることができるようになると長期的な戦略を考えられるようになるということではないか。

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