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学期の変わり目、どうすればいい?
芋餡です。
春ですね。この数日はびっくりするぐらい暖かかったですね。
花粉やいろんなものが飛んだり動いたりすることとも関係があるとは思いますが、頭がぼーっとしたり、くしゃみが止まらなかったり…。
辛いです。
もともと花粉症ではなかったのですが…。
それに加えて、今年はなんだかやる気が出ません。
体の不調なのか、逆に楽になって疲れが出たのか、今まで忙しすぎたのか、バイオリズム的なものなのか。
もともと3,4,5月はなんとなくしんどいんですよね。
学生にとっては、進級・卒業・入学と
大きな変化がやってくる季節です。
息子が6年生、娘が2年生だった頃の3月~5月は、色々と大変でした。
中学校に何を伝えるのか、配慮をどうするのか。
相談室に通っていた娘は、仲間がみんな卒業で一人になってしまう。
そして、学校というところは4月1日にならないと、色々と発表できない(そもそも決まらないこともある)
なので、誰かに我が子のことを伝えてお願いしたところで、その先生が他行へ転勤ってこともありますし、新しく来た先生にお伝えしたところで、それ以外のことで余裕がなかったり。
息子の場合はうまく中学校の先生にお伝えすることができ、それなりに苦しいけれど最悪ではないスタートが切れました。
娘は逆で、相談室の先生が変わってしまい、教室もなくなり、
初日に別室へお伺いすると、倉庫のような部屋へ通され、お年を召した男性の先生に、優しく丁寧に説教されるというスタートで、
それから2年間は全く通学せずに過ごすことになります。
スタートが肝心、と周りの大人は思いがちですが、学校に行きづらくなった子どもにとっては
新学期はスタートではないのです。
あくまでも継続する義務教育の続き。
変化したくないのに変化を強いられる時期。
いつもよりしんどい時期だと思います。
先生も、周りの子どもも余裕がなくて
そんな中に、日常や学校のあたりまえを知らされていない子どもが
ポンッ
と一人放り入れられるのです。
本人に力がたまって動き出そうとしていたとしても、私は新学期よりは、学期の途中か2学期からの方が戻りやすいのではないかなと思います。
学校を離れていた期間にもよりますが、
知らないことはたくさんあります。
朝礼・終礼の流れ、掃除の仕方、
体育の時はどこで着替えるのか、どの教科が移動教室なのか。
何を持って動けばいいのかなどなど。
毎日通っている子にとってはあたり前のことが
わからなかったり、不思議だったりします。
受け入れる側の体制を整えることがとても大切なんですね。
そうでないと、さらなる傷つき経験を積んでしまいかねません。
そういう意味では、周りにいる親や先生が、今頃から相談をしておくことは良いことだと思います。
本人にどうするか?を聞くのではなく、環境の準備をどうするかです。
そして、来れても来れなくてもいつでも受け入れる体制はできていると
本人に伝えてあげられたら、ちょっと学校のことも気になるのではないかな。
どんなクラスかな。自分が戻れるかな。いいことあるかな。とか…
それでも戻れないのが当たり前です。
何年かたって本人が、あのとき戻れたかも…。なんて思えたら、
準備したことは間違ってなかったかなと
周りの大人が学ぶだけのことではないかと思います。
ああ、早くこのしんどい時期が終わってほしい。
元気になりたいと切に願う芋餡なのでした。
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