見出し画像

自分の周りの人の価値観をちょっとずつ変えていけたらいいと思う

こんにちは。芋餡です。
今年最後の投稿ということで、
一年の振り返りと来年に向けて
先週に引き続き価値観をテーマに書いてみました。

私だけでなく、全ての人の価値観は
その育った環境によってできていると
私は思っています。

私は3人兄弟の長女で、3歳のころには両親が自営業を始めたので、
自分が我慢しなくては、しっかりしなくては
誰に言われたというわけでもなく、その環境が
勝手に私をそういう考えにさせてしまいました。

また、小学校での先生の言葉や様々な出来事で、
「努力しても無駄」「できるわけがない」など
自己犠牲的なところと未だに自分の行動に自信が持てないところがあります。

そんな自分が自分の価値観に
自信を持つきっかけになったのが、
子どもたちの不登校でした。

彼らが学校に行かなくなって、
先生たちに子どもの気持ちを伝えることに
とても苦労しました。

学校に行くのは当たり前。熱もないのに休んではいけない。
多くの方はこのような価値観をお持ちのように思います。

しんどさを感じなければ
それでもいいかもしれませんが、
我が子は見るからにしんどそうでした。

理由の一つには、

決まりは守らなくてはいけない。
先生の言うことは絶対聞かなくてはいけない。
みんなと仲良くしなくてはいけない。

等々に対して少数派の価値観を持っていたことがあると思います。

えっ、これってあたりまえのことじゃないの?
と思われた方もいるかもしれませんね。

言葉は同じでも受け止め方が違うと言ったらよいのでしょうか。

決まりがあっても守れない人もいる。怒られても仕方ない。
そう思えればいいのでしょうが、

我が子は「決まりは守らなければ殺される」ぐらいの気持ちで教師の言葉を受け止めていたと思います。

先生が授業中、静かにしろと言いながら意見を求めたり、話し合えといわれたりすることにも違和感を感じていたと思います。
だって授業中なのに、静かにしないといけないのに、どうやって話し合うんですか?意見を言うには声を出さないといけません。
矛盾がありますよね。

みんなと仲良くと言われても、気の合わない子、嫌なことをする子もいます。
みんなと仲良くしないといけないと、嫌とは言ってはいけません。

言葉足らずなんだと思います。お互いに。

授業に関係のないお話はひかえましょう
とか、けんかする前に話し合いましょうとか
言い方の工夫って、絶対いると思います。
うるさい!黙れ とか いいかげんにしろ!
って言われても、
どうしてそんなことを言われているのか、
意味も分からないですよね。

うちの子はあまり怒られるタイプではなかったと思いますが、それでも先生に理解してもらい難い子どもだったと思います。

環境も受け止め方も人それぞれ。
100人いれば100様です。
色んな価値観を持った人たちが、
ちゃんと相手の話を聴き、
自分の思いを伝えることで、
ぶつかりながらも一緒に答えを出していけるような、そんな世の中を作りたい。

だから、自分の周りと自分が出会える数少ない人々とだけは、価値観のすり合わせができるような関係を作っていきたいな。
2023年はそのための一歩を踏み出したいなと思っています。

読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
来年も毎週書き続けられるよう努力したいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?