振り返りnoteが書けない。そんなときのゆるい手帳術を考えてみました
今月の振り返りnoteという月末だけの特別note。
月末になれば当月をきちんと振り返って来月の目標を立ててそうやって日々を折り目正しく丁寧に紡いでいくnote記事、さらにはそんな暮らしに憧れます。
じゃあ私も振り返りnoteを書こうじゃないか!と息巻いてはみたのですがうまく書けず、代わりに手帳に書いたら落ち着いたというのがこちらの記事です。
他の人の振り返りnoteを見て感化されつつ自分のぼんやり感に幻滅しつつ、手帳と向き合う私の月末。
明確に目標を立てられていないから振り返ることもできない
人様の振り返りnoteを見ながらすごいなぁと思うのは、そもそも適切な目標を立てることができていること。ちゃんと自分を知っていて分析できていること。長い目で見て自分はどういうゴールを目指していて、今どのくらいの位置にいてどういう練習メニューや課題があるのかをきちんと理解した上で、適切な目標を立てていること。たびたび引っ張り出してきて恐縮なのですが須山ゆず@ライターさんみたいな振り返りっていいなぁと憧れます。
先日私は自分の欠点を見える化してみましたが、さらに発見した欠点はこちら。目標を立てることができない。計画を立てても不安になる。
これはちょっと開き直るわけにもいかない要素なので、人と比べて時間はかかるけれど和解しようと思い切って時間をとりました。手帳と文具の登場です。
殴り書き用ノートに当月のことをなんでも洗い出す
目標を立てていないなりに、8月にできたこと・よかったこと・できなかったこと・課題だと思ったことなどをまずは思いつくままランダムに書き出します。「そもそも明確な目標を立てることができなかった」の文言ももちろん記入。そして私がついつい見失いそうになる長期目標・軸のようなものもとりあえず書き殴っておきます。
使った文具はこちら。無印のらくがき帳と三菱鉛筆のユニボールワン。
どうでもいい紙に(この表現、無印良品よごめん!)サラサラと殴り書き。アウトプットの際の余計なストレスがなくて良き良き◎。字が汚くたって気にしない、レイアウトなんて気にしない、紙がめくれたって気にしない、とにかくモヤモヤの内容を見えるようにすることが大事。無印のらくがき帳は第一段階のなんでもメモ帳として重宝しています。裏紙に書き殴るよりはある程度保存もできて見返すこともできます。そしてこのラフな紙質もまた緊張を解きほぐしてくれる大切な要素です。
かつては鉛筆(シャーペンはほぼ使わない)で書いてましたが、ユニボールワンとの相性も抜群です。ユニボールワンならくっきり書けて裏うつりもゼロ、紙への引っかかり感もそんなに気になりません。
振り返り&目標を項目ごとに分類してときめく系の手帳に清書
らくがき帳を元に次は手帳に清書。そのまま書き写すのではなくて内容を整理整頓します。SNSなどで見かける素敵だな〜と思う手帳デコのレイアウトを意識してまとめていきます。まぁうまくいかなくても気にしません。清書なんて言ってますが、これも手帳デコ的なものの練習と思ってここは開き直ります。
手帳はマインドウェイブ社のBine。ルーズリーフタイプなので気軽に使えます。順番を入れ替えることもできるし、書かない日があっても罪悪感を抱かずに済みます。ペンは気分で変えますが、今日はコピックペンF01とマイルドライナーを主体で使いました。
受験勉強の頃に「ノートは綺麗に書こうとするな、デコるな、ペンは赤色のみで!」みたいなことを言われたことをふんわり思い出しましたが、大人になった今はパッと見返してときめくことでモチベーションを持続させることを優先しております。そもそも私はチマチマ自己分析やら反省やら内省やらしないと前に進めないタチなので。
無印のらくがき帳に書き出したことをこの3つに分類して手帳に書き上げていきます。私が考えた項目は「work」「study」「life」の3つ。考えたというと私のオリジナルのようですが、こういう手帳デコを見かけていいな!と思ったので勝手に採用しているだけのこと。
隙間に落書きを入れたりシールやマステを貼ったりしながら、いつかこういうスタンプを作ってみたい、こういうレイアウトってどうだろう……という試行錯誤のような妄想のような練習のようなものも兼ねています。家事に育児に仕事に忙しいアラフォーはBBクリームのようななんでも詰め合わせお得セットに弱いんです。
そうやって8月の「work」「study」「life」の振り返り&9月の「work」「study」「life」の目標を見開きにしておきます。
そうそう、長期目標は表紙の裏あたりの紙にあらためて書いておきました。
そしてそれぞれが長期目標からずれていないかなども逐一チェック。
話すって大事かもしれないと気づく
項目ごとに分けて書くことで、ぼんやりしがちな私の意識の中でも問題を理解しやすく、できたことを「できた!」と認識できることで自己肯定感も少し上がります。そして例えば「study」と「life」という別項目でも、同じ1人の人間が差配しているわけですから関連性があることも新鮮な角度で眺めることができます。study時間を増やすにはlifeを見直さなければいけないし、workを増やすためにstudyはどういうところに力を入れないといけない……などなど。当たり前〜。
振り返りnoteをやろうと思った時点で(まぁ挫折して手帳に書いているわけですが)、アウトプットの重要性は百も承知しています。
項目ごとの関連性を人に発表する必要があるぞ!ということも手帳を書きながら思いました。特に家族に。今の私へのフィードバックって必要だよね……ということです。臆病なので時間がかかりますが、ここにきてようやくフィードバックを受け入れる心の準備が整いました。
私はこういう目標に向かっていて、今こんなことをしていて悩んでいるのはこんなことで、こういうことを努力したい。会社でいうところのミーティングってやつです。自営業なのでかしこまったミーティングなんてほぼなく、どちらかというと夫婦で阿吽の呼吸みたいになっていたのが現状でした。ちょっと反省。
漫然と過ぎていく日々の中で月末というだけで振り返りをわざわざやる意味。
家族だからあえて言わずとも成り立っているような日常のあれこれ、ここを時々意識的に話し合う意味。
手帳を書きながらこの2つのことがワワッと私に迫ってきました。
そういうわけで9月の上旬に「夫と2人で飲み会をする、よく話す」という予定が手帳に書き込まれました。楽しみです。あ、書き込んだ手帳はここには出てきていないスケジュール帳(トラベラーズノートを活用)&夫婦で共有しているGoogleカレンダー。
ゆるゆると手帳を書きながら、じわじわと実践していける9月にしようと思います。
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お読みいただきありがとうございます!
このnoteはアラフォー農業専従者・2児の子育て中の私、imoえんぴつが農業以外で自分の看板を立てようとして始めました。イラスト・文・グラレコなどを駆使して見える化≒デザインを広く練習中です。文具好きのアナログ人間。子育て・日々の気づき・文具・キャリアチャレンジ・デザインの勉強・イラスト・はたまたnoteそのものについて……などをテーマにnoteを楽しんでいます。
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