国の政治を見て我がふり直す②
読まれていない方は前編からどうぞ💡
さて、昨日とうとう国会が閉会し、LGBTを含む各種法案が成立してしましった。詳しくはこちら🔽
♦︎2023/6/21国会閉会時点で通った法案
https://news.yahoo.co.jp/byline/tarobando/20230621-00354498
通過してしまったものは仕方ありません。
僕たちにできる一番簡単なことは、特に変な法律とは関わらないで日常生活を送ることでしょう。
上記法案はほとんど、アメリカや欧米・英語圏のいわゆる「西側諸国」に言われるがまま、日本のこれまでの歴史や文化、僕たち一般市民の生活習慣や関心ごとなど考えもせず決められてしまった。
特にLGBTのような性差別は、一神教であるキリスト教圏の欧米等とは違い、伝統的に日本では比較的少なく寛容だったにも関わらず、世界の同調圧力に従う形で強引に通してしまった印象だ。
そういう意味では、冷静に問題点を分析しても無駄かも知れない。
①古事記に見る日本の「性」に対する寛容性
②欧米の差別の歴史と、その反省による人権・平等意識の普及
③自民党中心に不自然な形で法案が通過した経緯
「海外」を一括りにするな!!
また、左寄りの有識者などが「海外に比べて日本の人権が遅れている」とよく言っているのを聞くが、彼らの言う「海外」とは大体G7を筆頭とし、東西冷戦時代に西側だった国々のことである。
従って、ウクライナ騒動でもそうだが、東ヨーロッパやアジア・アフリカ、中南米等の動きには目を向けず、「西側諸国」=全世界だという客観性に欠けるものの見方をしていることが多々あるので要注意⚠️
それで平等だ平和だとよく言いますねぇ〜
確かに近代以降、物資的な豊かさや世界標準となる価値観や「常識」というものは、(その是非はおいといて)欧米やイスラエル中心に動いており、G7諸国から始まる考え方が月日を経て次第に全世界へ普及していく流れができている。
物や考え方が広まっていく過程で、その情報や流れ捉えるタイミングは人(個人に限らず企業、地域・国単位でも)それぞれだが、それを5段階に分けて分析したイノベーター理論という考え方がある。
この中で、アメリカやG7諸国などがイノベーターで、アジア・アフリカ等の貧困国がレイトマジョリティ〜ラガードとすると、
事実上アメリカの植民地である日本はアーリーアダプターであり、
欧米首脳陣から文字通り(adapt early=「(我々に)早く適合しろ!」と命令され逆らえない立場である。
学校のクラスの「スクールカースト」と言われる生徒同士の力関係でも、
上位グループの使いパシリやいじられキャラ、あるいは上位と中位以下の橋渡しをする立場の子というのは結構精神的にしんどくなることが多いらしいが、正に日本の世界や国連内での立場がそうなってしまっている。
●スクールカースト「一軍昇格」に苦心する話
ある集団の力関係で無理に上位、一軍に入ろうとするとかえって辛くなるので、中位〜下位以下の振る舞いを見ることで、冷静に周りを見られる視野、気持ちの余裕を取り戻し、悩みを軽減できることがよくあるとされる。
(話が心理学寄りになってきたので、この話はまた別の機会に詳しく書く)
物質的な豊かさという意味で、俗にいう先進国ではない国のLGBT騒動に対する動きを見てみると・・・
ウガンダ (アフリカ)
それからEU圏内とはいえ保守的な政治をしていると言われる二国。
ハンガリー (2年前の反LGBT法が健在)
もちろん欧州を中心に大バッシングを受けている。
ポーランド (賛成派、反対派それぞれデモ活動が盛ん)
また、「イノベーター」である英米では一周回って地域や集団・組織によっては反LGBTの法案・条例、システムやコミュニティが整備されてきている。
アメリカ
共和党が強い地域を中心に反対法案が整いつつある。
イギリス
それなりの割合で反対派も多く、意見が割れている。
さて、なぜ日本がこのタイミングでLGBTなんか手を出さざるを得なかった理由、背景を見てきた。
一言で言うと、アメリカの植民地だから・・・!!
それに尽きるでしょう😅
2回に分けて、LGBT法の中身の是非を問う以前の前提、日本の置かれている環境等見てきたが、次回はいよいよ中身を問うていく。
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