今日も、生きてる。

こんな今だから
明日人生が終わってもおかしくないのか、
なんて最近よく考える。

前回も登場したが、中学時代 島田洋七さんの
「死にたくなったら、これを読め!」を読んだ時、
初めてしっかり 生と死 と向き合った
結果、この本は人生が変わる本になった。

いつも近くにいたじいちゃんが死んだ時、
もう会えないことが死なのかと知った。
残されたほうはこんなに悲しいのに、
簡単にいなくなってしまうじいちゃんをひどいと思った。離れてこそわかる存在の大きさ、そんなの今更気づいても手遅れなのに。もう後悔だらけ。じいちゃんに会いたいなぁ。いつか訪れる自分の死、そしたらじいちゃんに会えるのかと考える。
正直死に対して恐怖みたいなのは全くない。
でも残される人を思うと心がとても痛い。
だから生きる。生きたい。

人間対ウイルス。当たり前のありがたさを知る。
生きてるって奇跡だなと思う。家族との何気ない日常がずっと続くなんて、思ってはだめだと気づく。手遅れになる前に気づけた。

人生で初めてこんなに強く生きたいと思っている。
まだまだやりたいことだらけだ。

がばいばあちゃんは亡くなる少し前から
「ああ楽しかった、楽しい人生やった」と繰り返していたらしい。自分の人生もそうでありたい。終わりがきたとき、ああ楽しかった、生きてよかった。と思える人生を歩みたい。

もう 明日人生終わってもおかしくない、
なんて考えている場合ではない。
毎日「生きたるわ!」と心で叫ぶ。
朝 目覚めたとき、新しい1日を
始められることに感謝する。

今日も、生きてる。

じいちゃんと会うのは
まだまだ先になりそうだ。

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