イミラボです、note始めます。
はじめまして。immi lab(イミラボ)代表のみほです。
移民ルーツの人々の声が消されない社会を、目指して活動しています。
今の現場は滋賀にあるブラジルコミュニティで、10~20代の若者にメンターをマッチングして伴走し、その声を聞いています。
初めは自己紹介もままならない若者が、プログラムを通して進学や進路の相談をし始めます。その声に対応して、コミュニティでのイベントや内面エンパワーメント、受験の伴走もおこなっています。
これが今の主軸事業、プロジェクトポンテです。
(詳しくはこちら)
でも、プロジェクトポンテでは対応しきれていない若者の声もあります。
日本社会への疑問や葛藤の声です。
若者の多くはこれをまだ言語化できませんし、移民としての立場を考えるとこれから発信していくこともあまりないでしょう。
でも、様々な壁に直面する若者に伴走していると、常に聞こえてくる声です。
声、というより、無音の叫び、に近いかもしれません。
希望と不安、自信と諦め、そんな両極端なものが混ざった叫び。
「どうしたいの?」と聞けば、黙ってしまう声。
みなさんがおそらく10代もしかするともっと小さい時に心の中に持っていた声、といえば伝わるでしょうか。
イミラボはこういう声もしっかり聞き、何かしたい。
こういう声、「移民の声」が消されない社会をつくりたい。
そのためには妄想力が必要だと思っています。
わたしたちが目指す「移民ルーツの人々の声が消されない社会」は
まだ世界のどこにも存在しません。
まずは、それがどういう未来なのか具体的に想像できるようになる必要があります。
これまでの活動を通して現場の声を聞き、
社会構造の課題と解釈し、事業のアプローチとして実験することで、
未来の「形」はまだ見えないけど、「色」くらいは感じられるようになった気がします。ちなみに私はその色を「プランクトンシルバーって感じ!」と思う日もあったのですが、今日は「パフェパープルかも」と思ったり。7:3くらいでプランクトンシルバーな気がするけど(以下略
もっとこの未来の社会像を描き、練り、話し、
一緒に作っていく仲間を募っていくために、
わたしたちの活動の元にある思い・仮説・今試しているアプローチについてこのnoteで発信していきます。
読んでくださるみなさんとも、一緒に未来を妄想し作っていくことができれば嬉しいです!
是非リアクションやコメントしてください。
私たちはアプローチ(目標達成のための方法)に特に固執していないので、事業内容は結構変わると思います。
実験している自覚があるので「(イミ)ラボ」という名前にしています。
でも、活動の根源にある「思い」と「願い」は、
これまで生きてきた中で感じた愛、絶望、希望、死、などによって作られてきたものです。
成長的変化はしていくけれども、絶対に手放さないものです。
信念、あるいは執念、みたいなものでしょうか。
「イミラボの”イミ”の部分ですね」
と誰かがうまいことを言っていました。
そういうことにしておきます。
もちろん、人権問題や構造的抑圧の話もします。政治や差別の話もします。
でも、移民ルーツの人々が本当に言いたいのは、それだけじゃないんです。
移民が見たい未来。
それを目ざして建設的に話したい。一緒につくりたいと思っています。
(Strategic Foresightという分野の話をしてます。詳しくはこちら)
移民ルーツの人々の声が消されない社会、
それは社会にいる誰の声も消されない社会です。
すべてのひとの声が聞かれる社会へー
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