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お金は「手段」です

 お金が好きな理由、これはお金が色々なことを実現するためのツールだからです。

 自分で品質の良いキュウリや大根を作るのは大変ですが、お金を介して農家さんというプロが作ったおいしい作物を手に入れられます。逆に自分は過去、専門技術を以て介護サービスを提供していました。
 このようにプロ同士の質の高いモノ・サービスを交換可能にしてくれるお金は大変魅力的なものです。

 また、移動手段も、徒歩よりも自転車、自動車、新幹線、飛行機というように、お金を使って交通機関を利用すれば、移動時間を短縮し、余った時間を有効活用できます。
 仕事も同じで、自分の苦手なことはアウトソーシングして、得意な人にお願いすれば、自分が手掛けるより短時間かつ、より質の高いものが戻ってきます。

 このように、自分の実現したい夢を高速で実現するための「手段」としてのお金に対してとても魅力を感じ、私は素直に「好き」だと言える様になりました。

 一時期は通帳の預金額が増えることに喜びを感じていましたが、お金が夢実現のツールだと気づいた瞬間、ある疑問が浮かびました。それは、

お金の価値が発揮される時はいつなのか?

 ということです。お金はツールですから、“使ってなんぼ”、貯めている間ではありません。では一体いつなのだろうか?とお金の流れを見つめながら出した結論は、私が物を買ったりサービスの提供を受け、その対価として

 相手にお金を払った瞬間、「ありがとうございます」という言葉とともに

 価値が発生するという考えに至りました。そしてその価値は私の手からお金が離れ、相手の手に渡った瞬間に消滅します。
 今度は受け取った人が別の日、別の場面で別の人に対価を支払った瞬間に再び価値が発生し、次の瞬間には消滅…この繰り返しではないかと気づいたのです。

 「お金」とは、目に見える紙幣や貨幣が手渡されると同時に「感謝の気持ち」も手渡され、人々の間を巡り巡って皆を「幸せにする」そんなステキなものだと思っています。


 今回の「だいじなだいじなお金の話」お付き合いありがとうございました。また色々考察しながら文章を書いていきますので、今後もご贔屓に。ではっ!

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