銀行口座を開設

　ついに銀行に口座を開設しました。それは家庭教師のアルバイトを始めたからです。
　家と大学双方の近くにあるCD(←今や死語)、ATMが郵便局でしたし、元々郵便貯金通帳を普段使いしていたので、郵便貯金にバイト代が振り込まれるのが理想でしたが、当時は民間金融機関から郵便局の口座に振り込むことは出来ませんでした。

　このような消極的な理由で開設した銀行口座でしたので、用途はバイト代受け取りのみ。毎月銀行へ出向いて引き出して、現金を持ち運び、郵便局で入金…とまぁ、面倒くさいことをしていました。今振り返ると、時間にゆとりのあった大学生だったからこそ出来たことだな、というのが正直なところです。

　大学生の範囲内で利用出来る銀行のサービスもあまり揃っていませんでしたし、銀行というところは、最低でも社会人、基本はお金持ちが利用する場所というイメージが強かったです。店内に入りにくい雰囲気がありましたしね…。

　ちなみに、後にゆうちょ銀行と民間金融機関の間で送金出来る様になった時と、金融機関同士の自動払込みサービスが出来た時には小躍りしたくらいです。