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消費者からのスタート

 第一のポイントですが、私は

 「消費者」としてお金のデビューを果たしました。

 これは現在の子どもでも同じではないかと思います。

 私の親の代までさかのぼると、電化製品がまだ普及していませんでしたので小さい頃からお手伝いをしないと家庭が回っていかなかったこと、また田畑を有していた家では、農作業の前段階の作業(農具や種苗の準備)を子どもが手伝っていたことが多くありました。
 そのため親の仕事を通して「生産(労働)者」の立場を先に経験しており「お駄賃制」でお金の感覚を磨いていました。つまり、

「労働の対価でお金を得る」

 ことを学んでいたのです。車の両輪と同じで、お金は使い方と貰い方の両方を知らないといけないのですが、時代柄、片手落ちになりがちです。
 私は小学校低学年までの間、無駄遣いが多く、祖母からたしなめられたこともありました。「消費」と「労働」をバランス良く経験することが必要ですね。

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