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お店の選択肢と究極の選択肢

お店の選択肢

 子どもの頃の生活環境は市街地ではありませんでした…。そのため「店ごとの価格の比較」が行いにくい環境でした。
 今でこそスーパー3軒、コンビニ2軒が徒歩圏内にあります。しかし当時は本業が酒屋さんですが、野菜と日配品、グロッサリーを扱うお店が1軒と、よろず屋(ほぼ死語ですね)が1軒あるだけでした。
 
 購入する店舗の選択肢が少なかったので、買物に係る要素である、「商品の価格」「自転車をこぐ体力」「移動に必要な時間」をどの様に振り分けるのが良いのか、結構悩みました。
 場合によっては結構遠くの町まで自転車を走らせましたし、近所のお店で「高い!」と思って遠くのお店へ出かけたら「もっと高かった!」というオチがついて、自転車キコキコ全力疾走で戻る!ということもまま、ありました。

究極の選択肢


 究極は「満足が得られない」と思った時に採る選択肢です。

 ズバリ「買わない」

 お金の消費はゼロ。これぞ究極の選択肢。買わずしてどうするのか?というところですが、家にある代替品や工夫で乗り切ってしまいます。妥協して買った商品って結局愛着が湧かないものです。これだ!と思う品に巡り会うまでガマンするのも一つの選択肢です。
 
 ちなみにこのスキル、結構発動させました。親から常々「ガマンは大切よ」と言われ続けていたので意外と出来る様になっていました。この点は親に感謝しています。


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