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大学進学と共に

 あの「お年玉貯金通帳」が我が手元にやって来ました。

 大学生になって通帳を手にしたことで、急に扱うお金の額がかわりました。1回の支出にマルがひとつ増える感覚です。
 最初はドキドキしましたが慣れとは恐ろしく、2~3ヶ月もするとサッと千円札を出せる様になり、金銭感覚というものはかくも変わるものだということを実感。大人に近付いていく感覚も合わせて感じましたね…。

 ただ、さすがに全額をお財布に入れておくのは落とした時のダメージが大きいことと、お金の出し入れの状況が分からなくなってしまうので、これではいかんと収支を把握するため貯金通帳を活用しようとしました。
 毎月1回、月末に残金と使途を確認するのですが、実は大抵ゼロに近くなり、通帳上ではすっからかんになります。

 私の貯金の習慣は「コインボックス」で身につけたので、買い物をするたびに千円札を出して、おつりに500円玉が出ると、それを全て貯金するという形を採っていました。その為、通帳による金銭の出入りの把握はなじまなかったです。一定期間経ったら

「自分のやりやすい、分かりやすい方法で良いや。」

という結論に達しました。無理して使わなくても貯金は出来ているし、社会人になれば否応なく使うことになるでしょうから。
 結果的に小遣いの10%程度を500円玉貯金している計算になりました。


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