4月になって、パーソナリティーとしてもディレクターとしても、担当が変更になった。
今まではいくつものハードル(精神的なやつ)を乗り越える必要があった「3連休」というものを取りやすい環境になった。
しかも「電話とかLINEとか来るかもしれない、来たら大概謝らなきゃいけない案件」というプレッシャーと戦うことも、ほぼなくなった。(さすがに完全ではないけれど)
3連休の前半2日で旅に出て、最後の1日をのんびり家で過ごす。
ここ最近やりたかった過ごし方を久し振りに実現できた。
行先は大都会・東京。
県外で働いていた頃は「地元で羽を伸ばす」という気持ちだったのだが、地元で働き始めてからは、都会で過ごすのがホッとする瞬間だったりする。
「大人数のうちの1人でいられる感覚」と「ここにいる人はは誰一人として自分のことを知らないんだ」という、自意識過剰との決別ができる地。
ああ、ここが私のAnother Sky。
ついつい「フリートークのネタになるなぁ」と考えてしまうのは職業病。
SNSの写真だって、ちょっと張り切ってしまう。
これって本当に休めているのかなぁと不安になりつつも、楽しい時間の連続で。
メンターと慕っている先輩の生放送現場にお邪魔し、おしゃれな立ち食いそば屋さんでランチをご一緒し、いろんな話を聞いていただく贅沢な時間。
前から気になっていた、念願の展覧会。
1年半ぶりくらいに会った友人とランチして、前菜的に届いたスープは写真を撮ったのに、メインディッシュのハンバーグは撮るのを忘れてたり。
鹿児島の倍くらいするケーキセットにビビりながらも、価格に納得する味だったり。
基本的に予定をギューギューに詰め込むタイプなのだが、今回は合間にカフェでのんびりする時間も作ろうとしていた。
だって、休みなんだから、休まないと。でも、休み方がわからない。
そこで読んでいたのはこの本。
「休む」をキーワードに書かれたエッセイ集。
この本を読んで、ちょっとホッとした。
世間で大活躍している方々が「休むとは?」ということに翻弄されている。
そりゃあ田舎の仕事大好きポンコツ会社員である私が「どうやって休めばいいの?」ってなるわい。
そして、そののんびりする時間が結局足りなかったのか、読み切れなかった。
(正しくは、スマホのデータ整理が楽しくなってしまい、そちらに時間を割いてしまった)
ぎっくり腰直後の旅立ちという思わぬハプニングに見舞われた今回の旅。
いろいろあったけど、心は全回復。
さぁ、次はいつ旅立とうか。
ちなみに3連休最終日の今日は、腰痛の治療と実家でおしまい。
ま、それもそれでよい休日…ってことで。