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広辞苑を読む。40
6/5 P208〜210
【今様歌】平安中期から鎌倉初期にかけて流行した新様式の歌。七五調四句のものが代表的で、和讃や雅楽の影響から起こる。白拍子・遊女などが歌い、宮廷貴紳にも愛誦された。「梁塵秘抄」に集大成。
梁塵秘抄! 積読!! 今様とか都々逸とかごっちゃになりがち。
【斎垣】神社の周囲の垣。みずがき。いがき。
いみには忌と斎があって、後者は神聖なんだな。
【忌詞・忌言葉】①不吉な意味や連想をもつところから、忌みはばかって使用を避ける語。斎宮での「仏」「経」「僧」などや婚礼の際の「去る」「切る」「帰る」などの類。②1の代りに用いる語。斎宮では「仏」を「中子」、「経」を「染紙」、「僧」を「髪長」といい、一般にも「病気」を「歓楽」、「四」を「よ」「よん」、「硯箱」「擂鉢」をそれぞれ「あたり箱」「あたり鉢」、「梨」を「有りの実」という類。いまいごと。
「あ」の時にたくさん出てきた忌詞。結婚のやつは聞いたことがあるけれど、それ以外は初めて聞いた。というか「四」って忌言葉から生まれた読み方だったの?
【いみじくも】(「いみじ」の連用形に助詞「も」の付いたもの)まことにうまく。適切に。「—言い得た」
忌みから来た「いみじ」が反転して大変素晴らしいというような意味にもなり、こういう言葉ができたらしい。言葉って難しいね。
【斎竹】神事に不浄を防ぐために四方に立てる、注連縄で連結した葉のついた青竹。
榊だけじゃなくて竹も神事に使われるのか。瑞々しさがあるからかな。
【イミテーション】②模造品。
インチキな街 Just imitationでしょ?!
【イメージ】①心の中に思い浮かべる像。全体的な印象。心象。
考えるとき、イメージ主体で考えられますか? 自分は苦手。
6/6 P211〜212
【妹なろ】(「なろ」は親愛の意を表す語)「いも(妹)」に同じ。
「いもなろ…」って呼びかけてたと思うとちょっとシュールだな。
【芋煮会】主に東北地方で、里芋を主とし、野菜・肉を加え、野外で煮て食べる集り。
一度は行ってみたい芋煮会。
【井守の黒焼】イモリの雌と雄を焼いて粉末にしたもの。「ほれぐすり」として、想う相手にこっそりふりかけたり、酒に入れて飲ませたりすると、ききめがあるという。
この言い伝えがどこからきたのか気になるが、まず雌雄セットじゃないとダメだったのか。そして相手にふりかけるって、そのまま粉をかけるってこと?
【弥頻く頻くに】いよいよしきりに。
語感が強い。ツルニチニチソウ的な感じ。
【癒し系】心を和ませるような雰囲気や効果を持つ一連のもの。
なんで「癒し」の項目はないのに「癒し系」の項目があるのか。最近あまり聞かないような気もするが、果たして次版まで生き残れるか?
【灼然】神仏の利益・霊験のあらたかなこと。きわだっているさま。
シャクゼンって読みそう。こういう謎の読み方をする語は古いのだろうか?
【嫌もて】心ではきらわれながら、表面だけはよくもてなされること。
嫌われてるから嫌と思うか、それでもよくもてなされてるから良いと思うか……。
6/7 P213〜P214
【伊予柑】ダイダイ類柑橘の一種。一八八六年(明治一九)山口県で発見され、八九年愛媛県(伊予国)に導入。気候・風土に適合し、栽培が広がった。甘酸味が強く多汁。
山口出身なんだ。個人的にはゼリーとか食べやすい方が好き。
【いよよか】木などが丈高く茂るさま。いよやか。いややか。
鬱蒼よりも爽やかなイメージがしていいな。
【苛苛】①刺などが触れるような不快な感触があるさま。②ものごとが思うようにならず、腹立たしくて神経がたかぶること。そのようなさま。
いらいらってひらがなで書くとちょっとかわいい。少しおさまるのではないか。
【弄う】(イロフの転とも)①もてあそぶ。いじる。さわる。
「いらわんといてや」って関西特有のものかと思っていたが、広辞苑にも載ってるし標準語だな!
【不入山】入ると出られなくなるとして、入ることを忌む山。
脱出ゲームの舞台にいいんじゃないでしょうか?
【苛る・焦らる】いらいらする。気をもむ。
現代語っぽい古語。復活しても全然おかしくない。
6/8 P215〜216
【入鉄砲出女】江戸幕府が、江戸に入る鉄砲と江戸から出る女性を箱根などの関所で特に厳重に改めたこと。謀反を警戒して武器の流入と諸大名の妻女の脱出を防ぐため行った。
大名の妻が脱出するなんてことがあったのだろうか。
【炒豆に花】あるはずのないことが実現すること。めったにないことのたとえ。
めったにないどころかあったら怖いけど、この言い回しは好きだ。
【入母屋】上部は切妻のように二方へ勾配を有し、下部は寄棟造のように四方へ勾配を有する屋根形。
お寺に多いイメージ。あるいはお城とか? 神社は下部の寄棟っぽいところがない、つまり切妻が多い気がする。
【医療】②医学的知識をもとに、福祉分野とも関係しつつ、病気の治療・予防あるいは健康増進をめざす社会的活動の総体。
シンプルでいい定義だ。病気になってから考えがちだけど、予防的な医療の使い方も大事なんだよなあ。
【入るを量りて出づるを為す】[礼記 王制]収入の額を計算し、それによって支出を計画する。
これができないので常に金欠です。
【異類婚姻譚】説話類型の一つ。動物・精霊などと人間との結婚を主題とする類。異類が男性の場合(蛇婿入り・猿婿入りなど)と女性の場合(鶴女房・蛤女房など)とがある。
古代から現代までずーっと擦られてきたテーマだ。なぜ人は異類にロマンを見るのか。
6/10 P217〜218
【イルミナティ】(「光に照らされた者」の意)啓蒙思想による人類の感性を目指す結社。一八世紀ドイツのバイエルンで設立、後にカトリック教会から破門。フィクションで陰謀秘密結社として描かれる。光明会。
ミームのせいで三角の目(プロビデンスの目)のイメージがあったけど、それはフリーメーソンだった。陰謀論などと言われるのは教会にとって不都合な思想だったから……?
【色】❶①視覚のうち、光波のスペクトル組成の差異によって区別される感覚。
そうか、色は感覚なんだ。そう考えると共感覚で色が見えるっていうのもなんらおかしくはない。
【色を付ける】物事の扱いに情を加える。売値を安くする、祝儀を出す、景品をそえることなどにいう。
最近知りましたね。色つけて…って言われたら安くしてくれってことか。
6/11 P218
【石廊崎】静岡県伊豆半島南端の岬。先端に一八七一年(明治四)設置の灯台がある。
行ったのに、イシロウザキだと思っていた。断崖の神社が良かった。
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【色温度】物体や天体の可視域での放射が黒体放射であると過程して、その放射の色から推定される温度。真の温度よりはやや高い。
写真ではホワイトバランス云々と言っているけれど実際よくわかっていない。高いんだ。
【色空間】原色または色の諸要素を数値化し、それらを組み合わせて各種の色を表現する方式。また、表現できる範囲。
最近はもうP3がスタンダードになってきてる感があるよな。そんなことない?
【色収差】レンズを通して物体の像を結ばせる時、その物体の色によって像の位置が変わること。光の波長によってガラスの屈折率が変わるために生じるもので、光学機器ではレンズの組み合わせによって除去する。
そうか、色収差って被写体の色によって出やすさが変わるんだ。黒とかだと多分出にくいのだろう。
今週はやばかった。全然進まなかった。
たぶん今ワーキングメモリとかが死んでて、全然情報が頭に残らない。
そのうち失踪するんじゃないだろうか…。
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