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読書感想文はPREP法で書けるのか
PREP法。
それは、POINT>REASON>EXAMPLE>POINTという流れで作る文章のカタチ。
突然目の前に現れた「PREP法で書いてみてもいいんじゃないですかね!?」と、とあるライターコミュニティで一緒の射手座BOYに言われて、正直戸惑っていた。
PREP法、うん、確かにそんなのあったぞ……しかし、Webライティングなんかでは聞くけれど、読書感想文で書けますか……ね??
キャリアスクールでも習ったPREP法。
しかし、最近では自由気ままに書いているからこそ、習った記憶もそのワードも、脳内の端っこの方に追いやられていた。
読書感想文なんて書けるイメージがこれっぽっちも浮かんでこなかった。
PREP法とは、、、
こちらに記載されている記事では、こんな風に書かれている。
PREP法は論理的な会話や文章を構成するのは得意なので、ビジネスシーンでは非常に役立ちますが、それ以外の場面では堅く冷たい印象を与えてしまう可能性もあります。
日常会話の面白いトークはむしろ「具体例・理由(情景描写や感情)で想像を膨らませて、結論(オチ)で裏切る」ことがセオリーです。これはPREP法とは全く逆の構成になっています。コミュニケーションを豊かにするための話し方と、論理的に簡潔に伝える話し方は違うということは頭に入れておきましょう。
はたまた、こちらの記事では後半の方に、PREP法を読書感想文で試してみてもいいかも、という記載をみつけた。
とにかく伝わりやすい文章を目指すなら、「ポイント・結論→理由→具体的な説明→再びポイント・結論」の順番で話を進める「PREP法」をためしてみるのもおすすめ。
となると、恐らく書けないことはないのだろう。
イメージはまるで膨らむ気配はないが、先日アップしたこちらの本の1章をPREP法で書いてみたいと、のんびり自由人の牡牛座meが言い出したので射手座BOYのその発言に挑みたいと思う!
読書感想文をPREP法で(書けているのか?)
あなたは、誰かの大切な人~緑陰のマナ~(301文字)
母が小さい時から丹精込めて作ってくれた梅干を、私は口にしたことがない。(point)
当たり前だ。母は梅干を漬けたりするようなタイプではないからだ。
母のことをディスっているわけでもなんでもない。(reason)
人には向き不向きがあるのだから、作れない人だっているし、今の時代美味しい梅干が簡単に買える。
私だって、漬けてみたい気持ちもあるけれど、未だ実践してない。(example)
この章には、幼い頃から毎年ずっと手作りしてくれたという、親しんできた母の梅干がキーワードとなって出てくる。
私はそんな手間暇かけた梅干は口にしたことがないからわからないけれど、イスタンブールという異国の地で、在日トルコ人女性と一緒に味わうその梅干は、どんな味がしたのだろう。(point)
書いてみた感想
普段から書きたいことを書いていて気にしたことないけれど、こうして分けて可視化すると部分部分の厚みが違うものなのね。そしてP・R・E・Pに分解できない……Eはどこまでで、Pもこれでいいのかどうか……。
そもそもPREP法で書けているのか、謎。
いかに普段から自由に、何も気にせず書いていることがわかる(T^T)
先に紹介した記事では、またこんなことも伝えていた。
PREP法を意識していれば、文章作成やスピーチも上手になっていきます。
日頃から話の構成を整理する習慣がある人は、急にスピーチを振られてもまとまりのある話し方ができます。逆に構成を意識する習慣がない人は「ダラダラとまとまりのないスピーチ」になってしまうことが多いでしょう。
また、文書作成でも「結論→理由→具体例→結論」という方程式を持っていれば、手が止まることは少なくなるはずです。
きっとキャリアスクールでも、Webライティングのコース、または、入門コースで習っていたんじゃないかと思う。
話にまとまりがない私にはうってつけの練習方法だ。
INPUTだけではすぐに記憶から抜け落ちるからこそ、OUTPUTがとても重要なんだと射手座BOYの突然の一言からやってみようと思えたのだから、ありがたみが増した。感謝☆
しかしながら、読書感想文というくくりで行けば、どんな感想が作れるだろうか、P(point)で一番伝えたいことはなんなのか。
大切になるのは『お母さんが毎年作ってくれた梅干』なのかな、と書き進めたものの、なんだか少し他人事のような書き方になってしまった。
PREP法で書いたことが起因となるのだろうけど、よくわかっていない……。
感想をしたためるには文字数が必要そうで、短めの推薦文として書くならPREP法を使えるのかもしれない。
元々書いていた感想文では、本の世界のなかで体験する異国の雰囲気を味わえる、情緒的な話として展開したつもりだ。同じような内容でPREP法に落とし込もうとすると、こうなった。
旅に出ると感じる、雰囲気やその土地の空気、そんな気分を本を通して味わうことが出来るとご存知だろうか。
原田マハさんのこの章の中では、少なくともそれが体験できると私は感じた。
度重なるB&Bでの朝食風景は、新緑の風が心地よく吹いている。準備している側からは、日本のような慌ただしさはなく、おおらかな時間の流れを感じる。礼拝堂訪問の情景も、郷に従い、その土地の風習、文化に敬意を表す非日常が感じられ、旅に出たような感覚を味わえるひとつなのだ。
本の中にはない、その観光地の写真を検索して情景をインプットできれば、既知感も増し、より旅行に行ったような感覚を感じとれるのではないだろうか。(284文字)
法則に則って書くとか。
やっぱり私にはまだまだ難しいみたいだ……(;´・ω・)