【SHElikesコンペ作品】毎日を楽しく過ごすための忙しい時の気持ちの整え方
現代人にとって、忙がしさと無縁の人は少ないのではないでしょうか。
仕事をしたうえに、家事もこなし、好きなことにも全力投球できる時代。
情報が溢れ、その情報の中にいると、あれもこれもと心が奪われます。
忙しさに追われると、イライラしたり、そわそわと落ち着かなかったりすることもあるけれど、わくわく楽しい時間を過ごせる忙がしさもありませんか。
どちらの忙がしさの中にあっても、忘れがちな気持ちの整え方を2つ、ご紹介します。
◼ちゃんと呼吸ができていますか?
「ちゃんと、ってどういうこと??」
「忙しい時と関係ある?」
そんな風に思われるでしょうか。
現代人は腹式呼吸ではなく、胸式呼吸をしがちだと言われています。
1日の中でスケジュールに追われ、タスクをこなすことに集中していると、呼吸が浅くなっていると感じることはないですか?
私たちは普段からの浅めの呼吸に加えて、忙しさでストレスを感じると、さらに呼吸が浅くなっているといいます。
人間にとって理想的な呼吸は「赤ちゃんの呼吸」だと言われています。
お腹を上下に波打つように動かし、ゆったりと深い「腹式呼吸」をする、それが「赤ちゃんの呼吸」。
(引用:日本医師会 深呼吸をしましょう 腹式呼吸のやり方)
呼吸筋を鍛える
呼吸筋とは息を吸うときに胸郭を広げる「吸息筋」、息を吐くときに胸郭を縮める「呼息筋」からなる筋肉です。
呼吸筋のメインとなるのが横隔膜です。
(参考:ヘルシスト 呼吸筋を鍛えて「良い呼吸」を手に入れよう)
呼吸筋を鍛える、というとちょっと難しそうと感じてしまうかもしれないですが、要は「深呼吸をしましょう」ということです。
深呼吸をすることで、横隔膜を含む呼吸筋が動き、ふだんはあまり使われていない肺の下部にまで空気を送り込みます。
呼吸筋を動かすことで、全身に血流が巡るので、身体もぽかぽか温まってきます。
疲れがとれなかったり、肩こりや腰痛があったりしても、深呼吸を習慣化できていれば、身体の酸欠状態は緩和されるため少し楽になるといえます。
(参考:ILACY その不調、呼吸が浅いせいかも?呼吸が心身に影響する理由)
呼吸できているつもりだけどな……そう思っている方も多いと思います。
「スクリーン無呼吸症候群」という言葉をご存知でしょうか。
Microsoftの幹部だったリンダ・ストーン氏が、2007年に自らの経験から提唱した言葉です。
毎朝のメールチェック時に、呼吸が浅くなっていることに気付いたリンダ氏は、非公式にメールチェック時の心拍数と呼吸を観察するために、友人や家族、200名を家に招待しました。すると、その8割の160名が周期的に息を止めたり、呼吸の仕方を変えたりしていたといいます。
(引用:東洋経済online メールは危険「スクリーン無呼吸症候群」のヤバさ 2023年9月2日)
この状態は、ネコが戦闘態勢に入るときのストレス状態と同じだといいます。低姿勢になり、息を止め獲物をじっと捉える……。
現代の私たちに必要不可欠なスマホやパソコンを前に、私たちは常にストレス状態にさらされているのです。
しかも、スクリーンが小さいほど神経系への負担が高まるといいます。
個人でのスマホ保有率は67.6%(引用:総務省 情報通信機器の保有状況 2019年時点)ということからもわかるように、日本の3人に2人は常にストレス下にあると言えるのではないでしょうか。
私自身仕事をしていて、呼吸が浅くなっているな……と感じることはありましたが、こんな言葉があったとは知りませんでした。
また、パソコンだけでなく、スマホを見ていても呼吸が浅くなっていたとは驚きでした。
忙しいときに陥りがちな浅い呼吸から、「赤ちゃんの呼吸」に戻すために、今すぐにできる深呼吸を始めて、気持ちを整えていきましょう。
◼自分軸で動くことを意識できてますか
これまた、どういうこと??と思われるかもしれないですね。
自分軸で動く、ということは他人に左右されず、他人と比較しない、と言い換えられます。
「人の言うことは聞くな」と言いたいわけではありません。
私はこう思っているけど、あなたはそう思っているんだね、と受け止めるだけでいいのです。
言葉の受け取り方ひとつで気持ちの持ちようは変わると思います。
たとえば、仕事の場合。
新たな仕事を任されたとしても、今が手一杯なら、「明日ならできます」とか「今持っているタスクが終わってからでもいいですか」などと交渉することもできます。
プライベートの場合でも、声をかけられた誘いに気が乗らなければ、「行かない」選択もあります。声をかけてくれた人に悪いな、と思うよりも、自分が気が乗らないという気持ちを大切にする選択もあるのです。
一度立ち止まり、自分軸で動けているかを考えてみるのはいかがでしょうか。
忙しさを作っているのは、自分自身かもしれません。
◼SHElikesで学ぶ
ここまで忙しい時の気持ちの整え方をご紹介してきました。
私自身、自分を忙しくさせているひとつに、女性向けオンラインスクールのSHElikesでの学習があります。
SHElikesは「私らしい働き方を叶える」をコンセプトにしており、Webデザインやライティングなど40種類以上の職種スキルが学び放題です。
学び放題なので、あれもやってみたい、これもやってみたいと、どんどん忙しくなっています。コース受講以外にも、有益なイベントもたくさん開催されています。
楽しそうだな、やってみたいな、と自分軸で決めて選び取って学んで行けるので、忙しさは感じつつも、より自分らしく輝けるものがあると思います。
また、同じような夢に向かい、支えあえる仲間に出会えたことも、私にとっては強みになっています。
パソコンさえあれば、さまざまなことができる時代だからこそ、動画編集やマーケティングなど、なにかしら今までとは違ったスキルを手に入れられると、入会を決めたSHElikes。
課題や受講に少し集中しすぎているな、と感じたら深呼吸をする。
他の誰かと比べて気持ちが沈んでしまったときには、私のペースでいいんだと受け止め、自分軸に立ち戻るように心がけています。
「ライターとして月に5万円は稼げるようになる」という新しい目標を持ち、毎日忙しいけれどもわくわくして過ごせています。
忙しくても気持ちの整え方を知って楽しく過ごそう
「忙」という漢字は、「心を亡くす」と書きます。
それは「自分の心に余裕を持てなくなっているよ」という、自分自身からのメッセージではないでしょうか。
忙しい時こそ深く呼吸し、小さな幸せに目を向けられるような心に余裕を持ちましょう。
そして、私はどうしたいのか、を大切に。
やりたいことは後回しにせず、気持ちの整え方を知って、ますます楽しい日々を過ごしましょう。