生々しく伝えるべきことをわかりやすくしようとしてはいけない
クラウドファンディングやマンスリーファンディングなど、寄付を集める際にはホームページやブログ、ランディングページ、パンフレット、イベントといった様々な発信をします。
こうした発信の際には、①問題、②問題の解決方法、③団体のビジョン・ミッション、⑤寄付を集めてやりたいこと、⑤寄付のお願い、といったことを網羅することになります。
こうした説明する寄付集めのひな形を埋めていけば、いい感じの寄付集めのページができていくのですが、実際それで寄付が集まるかどうかは別問題です。
例えば、
といった構成でページをつくれば、それなりの寄付ページはできるということです。
こうしたひな形や数値データなどをいれながら、きちんと説明した寄付ページをつくる目的は、関係者の知り合いやシェアなどで初めて知った、半歩外側の人に説明をしてわかってもらうためです。
そのため、初見の人に読んでもらって「寄付をしなくては!」と心を動かしてもらう必要があります。
しかし、わかりやすく説明しようとしすぎて、論理性や客観性を高めることに偏ってしまい、逆に心を動かすことにつながっていない団体さんが、結構多いのではないかなと感じています。
今回は書籍「客観性の落とし穴」を参考に心を動かす表現の方法についてまとめています。
読み手を何かの行為へ向けて触発するもの
ここから先は
2,235字
この記事が参加している募集
記事を読んでくださいましてありがとうございます。少しでもお役に立てれば幸いです。おかげさまで毎回楽しく制作しております。皆さんからの応援があるとさらに励みになりますので、サポートお願いいたします!!