rakugaki_16「ミツバチとハチミツ」
母が愛用していた「ハチミツ」のお店。
いろんな花から採ったハチミツが、そこそこいいお値段で売られていました。
その店先には蜂の巣が置かれていて、周囲を蜂が飛び回っているというデンジャラスゾーンでした。
店の中に入るまでが、本当に勇気がいりました。
そう言えばミツバチが減っていて、ハチミツの入手が困難になるとか随分前に聞いたような気がします。
2000年代に入って在来種のミツバチに、致命的な伝染病による被害は実際にあったそうですが、不幸中の幸いなことに、在来種のハチの減少が国内の生態系や養蜂産業に及ぼす影響は想定より少なかったみたいです。
というのも国内の養蜂は、欧州が原産の西洋種のミツバチが主をなしていたからだそうです。
なるほど、ミツバチとつい一括りで見てしまいますが、在来種とか西洋種とか種類があるのですね。
そんな訳でハチミツが食べられなくなるということは、今のところは大丈夫そうですね。
そして「ハチミツ」の実質的な製造者である「ミツバチ」。
そういえばその昔、「みつばちマーヤの冒険」とか「昆虫物語 みなしごハッチ」とか、「ミツバチ」が主役のアニメが放映されていました。
「マーヤ」が女の子で「ハッチ」が男の子の違いはありますが、ともに「ハチの子」である彼女・彼氏が、巣の外の広い世界に触れいろんな昆虫たちと出会うことで、成長していく物語でした。
特に女性から昆虫ってあまり好かれていないイメージがありますが、その数少ない昆虫の物語の中でもミツバチは主役級なんですよね。
確か同じ物語内で、ハチはハチでもミツバチは良い方でスズメバチは悪役っぽい役割だったと思います。
実際にミツバチをスズメバチが襲うらしく、特に在来種のニホンミツバチを肉食であるスズメバチが捕食するそうで、まさに天敵と呼べる存在らしいです。
同じハチでも違うものなんですねー。
最近のハチミツ事情から、ミツバチが主役のアニメにまで話しが飛びましたが、今回のデザイン画は急に「ハチの巣」のハニカム構造のイメージが湧き、ハニカムだといろんな応用がきくんじゃないかと思い描いてみました。
ハチと聞くとちょっと怖そうですが、ハチミツって聞くと「とろ~りとした甘さ」を思い浮かべます。
このハニカム・アクセサリーは「ハチ」ではなく、「ハチミツ」が連想されるようなイメージで作れればなぁと思って描いてみました。
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