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自分との戦いが辛い
これは、彼が悪いわけじゃなくて
自分の考え方をいかに変えられるかっていう、
自分との戦い。
彼と生活して、彼の考え方により深く触れて
自分の浅はかさ、短絡さ、卑屈さに
気付かされることが多くて
引っ越してからここ1週間ちょっとで
もともとなかった自己肯定感が
ジェットコースターのような急降下をしている。
もともとなかったのだけれど
仕事で経験積んでるから
いちいち指摘されなくなっただけのことを
自分はできていると思い込んだうえに
後輩ができて、
自分よりできない人を見て感じた優越感で
無理やり上から貼り付けたようなものはあって
そんなの
貼り付けられているだけと気づいた瞬間に
いとも簡単に破り捨てられる。
わたしはすぐに物事を良くも悪くも決めつける。
偏見で人を見る。
彼はこういう人もいるし、そういう人もいるって
良し悪しをつけない。
彼は頭も良くて考え方が建設的。
わたしはこれまで付け焼き刃で、質より量の勉強でなんとか切り抜けて来ただけの人。
いつも感情だけで動いてる。
ただ努力すればいいってもんじゃないんだなって
彼の話を聞いてて思い知らされる。
そういう全部を尊敬してて
そういう全部が大好きなのに
それを武器にして自分で自分を傷つけている。
わたしにないものを持っていて
彼にないものをわたしが持っているって
いつも2人で話していたけど
彼の持っているものが欲しくてたまらない。
私が持っているものなんて
全部放り投げたっていい。
わたしは夜勤か休みであれば
絶対に1度、彼に合わせて朝早く起きて
ゴミを出してから出勤を見送るし
大抵彼が家に帰る前には家にいて
掃除をして洗濯をしてご飯を作って待っている
でもわたしが日勤の日は
彼も起きて見送ってくれたのは
最初の1回だけで、
そのついでにゴミを出してくれたのもその1回。
わたしの帰りが遅くなった日は
わたしがただいまをしてからも
友達と楽しそうに電話をしている。
(その1回だけだけど)
彼は毎日上限ギリギリまで残業して
へとへとに疲れて
しんどい思いをして
働いていると分かっているのに
朝は送り出してもらえて
帰ったら迎えてもらえて
ご飯もできていて
何もしなくても
パンツもタオルも畳んで補充されていて
羨ましいなって思ってしまう。
彼に言ったとしたら
じゃあ朝は起こしてくれていいし
ごはんも無理して作らなくていいし
洗濯もコインランドリー行くからいいよって
言うんだろうな。
そういうことじゃないんだよ。
帰りはおかえりが言えないから
せめて朝は起きて見送ろう、とか
ほとんどの家事をやってくれているから
ゴミ出しだけはやろう、とか
そういう気持ちを感じたいんだよ。
めんどくさいやつだな、わたし。
また「自分だったらこう思うから、あなたもそう思って当然でしょ?」とでも言うような。
全部わたしがやりたくてやってる。
1度も彼に頼まれたことなんてない。
頼んでないのにやってあって
感謝させられてるし、
むしろ夕飯の後は洗い物をさせられている。
自分で買っていれば
ゴミを捨てるだけで済むのにね。
でも嬉しそうにありがとうって言ってくれる。
わたしだって働いてるし
わたしだって疲れていてもやってるのに
っていう思いと
わたしがやりたくてやってるだけで
見返りを求めているわけじゃないし
彼の方がずっとしんどい思いをしている
っていう思いが
行ったり来たりして鬱陶しい。
どんなわたしでも
怒らないで受け止めてくれて
こんなに好きな人がわたしを好きでいてくれて
朝起きたら隣に彼がいて
どんな話も笑って聞いてくれて
頭も良くてこの世の森羅万象に優しくて平等で
そんな人と一緒に暮らせて
こんな幸せな生活に
欲が止まらない自分が憎い。
こんな情緒も、生理前だからなのか、
たまたま今が生理前なだけなのか。
ピルを変えてから
すっごく良くなったと実感していたことも
月によって全然違うし
もともと情緒は安定しないほうなので
婦人科で言うのも恥ずかしい。
これもきっと
環境の変化に適応できていないだけ。
こんな幸せな生活に慣れるのを待つだけ。
あぁお風呂から出られない。