梅の花が咲くころに〜はじめてのポートレート撮影〜
2021年2月。
雪が降る日が多かった高知も、暖かい日が続き梅の花が少しずつ咲き始めた、とある日。
四国カメラ部の先輩から、高知では1番とされる高級老舗料亭でのポートレート撮影会の誘いがきた。
得月楼といえば明治3年に創業して今年で150年を迎える超老舗中の老舗料亭。ひと昔前は一見様お断りの場所でしたが、今では若い方々が跡を引き継いで我々庶民でも足を踏み入れることの出来る場所となりつつある。
数奇屋造りが見事な佇まい。
そして樹齢200〜300年ものの盆梅が愛でることでも有名だ。
今回、梅の開花に合わせてポートレート撮影を行うことになった。得月楼の番頭さんは、気前よく場所を貸してくれて一緒に撮影会にも参加してくれた。
カメラを始めて半年弱。
年齢やジャンルを問わず、はたまた男女や年齢など関係なく仲間や知り合いが増えて、このような機会に恵まれて感謝の気持ちしかない。
わたしは突発性難聴を発症して、後遺症も残って。
やりたいなと思っていたカメラの世界は中半分、諦めていたけど。Instagramを通して、
『女性のカメラマンが欲しいの。』
と、声をかけていただいて早くも1年。
このような撮影会にお招きしてもらって、
''本当、人とひととのご縁って大切だな"
と、改めて思わされた1日だった。
今回の撮影にあたり、素人さんだけどモデルさんが3人も協力していただいて。参加したメンバーは、ほとんどポートレート撮影は初めてだったけど。
十人十色の作品を、わたし達は撮影させてもらった。
カメラ歴は、まだまだ浅く半人前だけど。
わたしらしい一枚が撮れるように精進していきたい。
そして、撮影場所を提供していただいた得月楼さんに厚く御礼申し上げます。
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突発性難聴の後遺症と向き合いながら社会生活をしています。聴力障害あり。趣味のカメラと、わたしの生きたしるしを残しています♪