【日本一周】3日目 岐阜県 高山 下呂
〜ガラケー時代に公共交通機関で旅をした24歳の記録〜
2006年4月20日(木)
高山(岐阜県)→下呂(岐阜県)
お寺のユースホステルには外国人観光客が多く宿泊していた。
私は節約のため素泊まりと決めているので、さっさと荷物をまとめて8時過ぎにチェックアウト。外は雨が降っていて寒く、手袋が欲しくなった。
日本に来てお寺に宿泊するなんて、外国の人は楽しいだろうなー。
と考えながら高山観光へ出たら、古い立派な建物がそこかしこにあって「わぁ日本だ」となる私。
朝市では飛騨牛串を食べてみたが、小さくて味はよくわからなかった。
お腹は満たされないまま、古い町並みを歩く。
古いものをそのままにしているとボロくなってしまうけれど、ここは古いものと新しいセンスを融合させて、しっかりと生かしているという印象。広くオススメできる観光地だと感じた。
牛串一本が朝食でお腹が空きすぎた私は、お洒落なカフェではなく昔ながらの食堂へ。
飛騨名物の朴葉みそ定食を注文すると、「ご飯おかわりしていいですからね」と店員さん。まじですか。
この朴葉みそがとっても香りが良くて、白いご飯に合うのなんの。瞬く間に胃袋に放り込まれ、なんと2回もおかわりしてしまった。
旅3日目にして、飯を3杯たいらげる女へ成長するとは…これは旅を通してかなり図太くなれそうだ。
お腹いっぱいになったし青空も見えてきたので、見晴らしの良いところまで歩いてみる。
街だけど、山が近い。自分が生まれ育った場所とは違う景色を、不思議な気持ちで眺めていた。
今日は夜に名古屋のネットカフェに泊まる予定。まだ時間があるので、下呂で途中下車をした。
レトロな温泉街の下呂温泉。バブル時代は慰安旅行でかなり賑わったに違いない。
温泉に入ろうか迷ったけれど、「ビーナスの足湯」という変わった足湯を見つけたのでそれで済ませることに。熱い。
20分入っていたら額から汗が出てきた。出ようとしたら夕立が降り出したので、ぼーっと座ってやむのを待ち、駅へ。
ディープな楽しみ方ができそうな温泉街。私にはまだちょっと早かったかな…
疲れた人にお茶を振る舞います。