「ミネラル」摂っていますか
食事をするときに意識してたくさん摂ったほうがよいもの、それは「ミネラル」なんだそうです。
有名なのは鉄やカルシウムなど。しかし、ほかにも体を正常に動かすために必要なミネラルは、亜鉛、銅、セレン、マグネシウムなど、たくさんあります。ミネラルは海藻や魚などの海産物に多く含まれるようですが、栄養たっぷりの土壌で育った野菜や穀類、そして海水にも含まれています。
いまのように加工食品が出回る前の時代は、バランスの良い和食を食べていれば、ミネラルも摂取できていました。しかし、ミネラルは食材を加工する過程でどんどん流れ出てしまうそう。コンビニのお弁当や冷凍食品の多くは、食材をきれいに、持ちをよくするために、何度も洗われるようです。そして、ミネラルが流れ出て味も素っ気もなくなってしまった食材を、今度はおいしくするためにたくさんの添加物や調味料を使っています。日常的に、コンビニやファストフードでごはんを済ませていると、体に必要な量のミネラルはとてもとても摂れないそうです。
どうすればいいか。簡単です。できるだけ食品を自然の形のまま自宅に持ち帰り、簡単な料理だけして食卓に並べ、丸ごと食べる。しかしこれが、慣れるまでは意外と難しい。
でも、未来を担う子供たちと、働き盛りの夫、そして40年間にわたり体を酷使した自分のために!!!2年ほど前から、少しずつ実践してきました。
まず、和食中心の食卓に。ご飯は玄米だとヒ素が心配なので、コンパクト精米機を購入し、玄米を少し精米した胚芽米を炊いています。朝は魚と、いりこで出汁を取った野菜たっぷりのお味噌汁。余裕があれば温野菜かサラダ。ごはんにもおかずにもゴマをふりかけ、味付けは海水から作られた天日塩で薄めに。魚がないときは、鶏の塩こうじ焼きも手軽でおススメです。お昼のお弁当も、だいたいそんな内容。朝と昼、たっぷり食べて、夜は温野菜や、十割そばなど軽めに。足りないときは、フライドポテト風の蒸し焼きポテトや、子供たちは卵かけご飯なども食べます。
とても質素ですが、そのかわり、食材は少々高くても、できるだけ旬の作り手がわかるものを買っています。こんな食生活を続けると、素材の味がわかってきて、「今日のサツマイモはおいしいね」「ことしも甘い朝どれトウモロコシが手に入った」など、些細な幸せに気づくことができ、家族の食卓がとても楽しくなります。魚のこと、野菜のこと、お味噌のことなど、家族で楽しい会話も弾みます。
少しずつ食生活を変えて、約2年。冷え性、片頭痛、風邪をひきやすかったなどの不調が、すっかり改善されてきました。慢性的な倦怠感があるとか、頭痛が治らないとか、疲れやすいとか、薬で治せない不調が続いている方!食生活を変えて、ミネラルをたっぷりとるだけで、いろいろな不調が良くなっていきますよ。