呑みながら書きました。第2杯目
私の戯言から・・・
まだ水滴が拭ききれていないビール会社のロゴが入ったグラスを
店員が差し出し、そこにビール瓶が置かれて
テーブルの上にカランと瓶の蓋が落ちた。
ここは某大阪府内の居酒屋である。
労働貧民は一日の労働を終えて、日銭を稼ぎ
そのまま呑み屋街に吸い込まれる。
とはいえ、流行期間もあってその習慣も消えつつある今である。
肉体労働に、頭脳労働、
ブルーカラーと、ホワイトカラー
むかしはそう言われた。
ブルーカラーの職業者は下賤であると教えられた。
一方でホワイトカラーのスーツを着るようなサラリーマンというのは
中産階級層と言われた。
果たして本当なのだろうか。
同じ労働でも天と地ほどの差が有るのだ。
これを平等というならば、貧民街の子供はどんな権利を持つのか?
そして中産階級に属する人間がどれほど豊かなのか考えて見よ!
大体において労働者階級の方が金持ちなのだぞ。
それは何故か? 下層階級は生活の為に肉体を使い汗水を垂らし働くからだ。
それに比べて中産階級は楽をして儲けているからである。
その金を使って遊びまわっている。
これこそ不平等であろう。
それに気が付かないとは如何なものか?
資本家と労働者の関係を見ればよく分かるはずだ。
資本家=貴族(支配者)労働者=平民(被支配民)
これが世界の構図だ。
資本家に雇われる平民は資本家の奴隷であり、
資本家からみれば、ただの家畜に過ぎない。
だがしかし、この家畜にも感情はある。
動物愛護団体が抗議するくらいだから当然である。
そして、その家畜たる平民を更に踏みつけて生きるのが貴族の特権だ。
そんな世界が正しいと思うのか? 資本家が牛耳り、労働者を踏みつけ、弱者はその下で泣き叫ぶしかない社会。
それが資本主義の本質ではないのか? 人間は皆同じだというなら、何故、富める者はより豊かになり貧しいものはもっと貧しくならないのか? 私はこんな世界を認めるわけにはいかない。
資本主義を打倒せよ!! マルクス主義万歳!!!
(注:共産主義と言っていますが、共産主義者ではありません。)
そんなことを考えながら、私はグラスに注いだ
冷えたビールを流し込む。
そしてこの一杯のために生きているのだと思ったりする。
ビールなんて苦いだけで旨くはないと思っていた。
それが変わったのはいつの頃だろう?
気がつけば、仕事終わりには決まってビールを飲むようになっていた。
私にとってビールというものは、疲れ切った身体と精神を癒すために必要なものだった。
でわ
北里明日香(Asuka_kitazato)
2021/12/10
午前4時16分
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