サッカー日本代表はどうしてベスト8に入れなかったのか
【要約】
W杯・日本代表はどうしてベスト16止まりだったのか。
サッカーの素人学生が思考して、
様々な角度からの考え方を書いた。
注意
なお、サッカーの戦術や戦略的な考え方ではないです。
サッカーの専門的な技術的な勝ち負けことに関しては
別のnoterの方の記事を見たほうが、絶対にいいです。
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読んでいて時間の無駄使いになります。
こんにちわ。こんばんわ。北里明日香です。
W杯の日本代表の大躍進はびっくりしました。
とはいえ、AbemaTVやテレビでずっと見ていたと言われると
すみません…。そんなに見ていません。すみません…。
ハイライトは見ていました。
ウチの家族は見ていたので、それに乗って見ていたというのが
一番近い表現かなぁと思います。
しかしホントに惜しかったですね。
PK戦ってそんなに難しいとは思いませんでした。
あとは一般的な表現で申し訳無いのですが、
監督・選手の皆さん、久しぶりに明るい話題を提供してくれて
ありがとうございます。
■ 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
※ここから自分語りになってしまいますので、
サッカーについて見識を深めたい方は、
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わたしはとある高校を卒業して、
いまは関西圏の中堅と言われている大学生です。
高校は大したことのない普通以下の高校でした。
とはいえ卒業後に就職・進学といわれると
クラスの9割が進学というような高校でした。ハイ。
その時の担任の先生がよく使っていた言葉が、
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し」
という言葉でした。
どうやら故・野村克也監督の名言らしいのです。
それを様々な物事の尺度で考えることが大事だということを
よく話していました。
今でも覚えています。
先生は野球好きでしたからね。
たしかに言われてみれば・・・いろいろな物事でわかります。
勝つ=目標達成と定義すれば、
不思議な目標達成って実際のところ、あるのですよね。
逆に、負け=目標不達成と定義すれば、
不思議な目標不達成というのは無いものなのですね。
勝つ時には不思議とスンナリ行っちゃうものなのです。
逆に負ける時には、不思議どころか、
あーやっぱりというようなことが多いのです。
簡単な話が大学受験でした。
わたしは今の中堅大学は第2志望であり、
第1志望の関西の難関大学と言われるところは
やはり落ちてしまいました。
とはいえ、入試は家庭の事情で3回しかチャンスが無くて
2回を中堅大学に当てて保険にして、
1回を難関大学に合わせたので、
あーやっぱりだったのです。
■ 日本代表はなぜベスト8進出できなかったのか
素人学生の見解から述べると、
サッカー日本代表は最大目標をベスト8に
設定したことだと思うのです。
わたしの難関大学挑戦と一緒です。
それとこれを、一緒にするな!とツッコミが入りそうです(笑)。
とはいえ、あながち嘘ではないかなとも思うのです。
過去のW杯の日本代表の成績を見ていても、
ベスト16止まりです。
今回がチャンスで、初戦のドイツを撃破。
2戦目の中南米のコスタリカで負け。
3戦目の無敵艦隊といわれるスペインを撃破。
グループ首位通過。
決勝Tのクロアチア戦で、
ベスト8の手前のPK戦でまさかの敗退。
ホントにあと少し・・・あと少しだったのです。
日本代表がクロアチア戦で負ける要素は
おそらく無かったでしょう。
途中まで見ていましたが、互角だと思いました。
最後のPK戦が勝負の分かれ目ですが、
目標設定の差の違いとしか思えません。
日本代表は最大目標がベスト8
クロアチア代表は前回準優勝だったと聞いたので、
目標としては優勝でしょう。
日本代表=ベスト8が目標
クロアチア代表=優勝が目標
この差がPK戦に出たのかなぁ・・・って思ったのです。
仮に勝ったとしても、ベスト4をかけた戦いでは、
完膚なきまでに負けることは予測されます。
目標達成したあとに、
さらに追加目標というのは達成が困難です。
つまり、目標達成すると満足するので、
仮に勝った場合には、
「ベスト4を目指して全力でやるだけです」と
コメントするでしょうが、
それは大人の事情の台本であり、
ほぼウソになります。
なぜなら、人間は急な追加目標には
対応できないようになっています。
今回の大会では、日本代表は
ベスト8を最大目標にしたのです。
それを達成したならば、
それ以上の景色は見えません。
誤解のないように書きますが、
日本代表は全力を尽くして頑張ったのは事実ですし、
互角の戦いをしたのはこれもまた事実であり、
ここまですごいのかぁって、
わたしがびっくりしたのも事実です。
では、日本代表はベスト4を目標設定にすれば
よかったのではないか?
というツッコミが入りそうですが、
おそらくベスト4を目標にしていれば、
PK戦で勝ったかもしれません。
タラレバのお話ですが・・・勝ったと思うのです。
しかし物事の背景からして、
過去ベスト16までが限界ならば、
ベスト8を目標設定にするということは、
自然な流れですし、逆にベスト4と宣言すると、
それに対しての長々とした説明がいるでしょう。
よって、ベスト8が自然です。
■ どうして日本代表は強豪国に勝てたのか
日本は不思議なことに、強豪といわれるドイツに勝って、
さらに初戦の試合では7点も入れた
強豪国であるスペインにも勝っています。
しかし、中南米の強豪であるコスタリカには
なぜか負けました。
これについてはわたしはこう考えます。
日本のサッカーというのはおそらく欧州型。
欧州型のサッカーと南米型のサッカーは
同じサッカーでも違いがある。
と考えました。
欧州型のサッカーというのは、集団で点を取りに行くカタチ。
南米型のサッカーというのは、個人技で点を取りに行くカタチ。
とりあえず参考としてリンクだけ貼っておきます。
※ 見たい人だけみてくださいね。参考にしただけです。
どうやら日本代表は欧州型のサッカーに近いということです。
納得です。
チームメンバーにも欧州で通用する選手が多いですし、
そもそもお国柄を考えると明治維新は列強の欧州を真似て
再構築した日本なのです。英国がお手本ですね。
一方で中南米のコスタリカは、
南米型のサッカーでした。
ずっと防戦一方で、カウンターを入れて得点を上げてきました。
結局それが決定点となりましたが・・・。
つまり欧州型のサッカーでは通用するカタチを持っている日本。
南米型に対応できるかといわれると苦戦したのも納得です。
もう一点、ドイツやスペインに勝った要素を上げるとすれば、
情報分析が得意な日本ということです。
ドイツとスペインに対してはトコトン分析したでしょう。
またドイツで活躍している選手も居たと思いますので、
情報量が多いです。
スペインにも同様です。
対策と傾向を掴めると滅法強いのが日本です。
そう考えると、中南米型のコスタリカに自分たちのサッカーが
上手くできなかったのは、なんとなく納得するのです。
■ いろいろな意味で印象的だったW杯
結果は結果ですから、負けは負けです。
次回に挑戦するしかないと思うのです。
それよりも、今回も?でしょうか、
日本代表のロッカールームは綺麗なカタチで返して、
折り鶴まで用意。
日本代表のサポーターは試合会場でゴミ拾い。
こういうところは優勝候補だと思いました。
「礼に始まり礼に終わる」ではないですが、
価値観が全然違う国の人たちは驚いたと思うのです。
何やってんだ?この人たちは!?って。
そのような取り組みが評価されたのか、
他国のサポーターも影響されてゴミ拾いも
真似しているという報道もありました。
それは強豪国に勝つよりも難しいことだと思います。
なぜなら、相手に勝つとかじゃなくて、
相手が影響されて動く、ってことですから。
また今回はVARが導入されたということで、
寸分違わずの審判ができたというじゃないですか。
さらに、AbemaTVが無料で放送するということをしました。
こういうところに様々な技術の進化が見られました。
どうやらVARに関わっているのはSONYらしいですし。
ボールに充電というのもびっくりです。
そういう点では、勝ち負けよりもいろいろなモノや技術を展開していった
W杯だと思いました。
久しぶりの明るい話題も良かったと思います。
そういった意味合いでの「新しい景色」も見せてくれました。
逆にそのほうがベスト8よりも素晴らしい光景だと
わたしは思います。
読んでくださりありがとうございます。
でわ。
北里明日香(Asuka Kitazato)
2022/12/07
18時43分
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