香り高い本格中華をあなたの手で。ご飯が進む!分量簡単「三杯鳥」
「三杯鳥」、これはサンベイジーと読みます。三杯とは調味料の胡麻油、紹興酒、お醤油が全て同じ分量なのです。中華料理といっても炒め物ではありません。一つのフライパンで焼いてそのまま煮ていきます。
台湾料理で、本来は鳥と台湾バジルを使った土鍋料理です。
少し硬めに炊いたご飯と食べてみて下さい。目を閉じたら、まるで中華料理屋さん。お肉はジューシーで、バジルの爽やかな香りとソースのコク!
とっても本格的なお味です。
冷めても美味しいので、お弁当にもおすすめです。
(材料)
鶏もも肉 500g
長ネギ 2本
舞茸 半パック
パプリカ1こ
にんにく 3かけ
生姜 3cmほどひとかけスライス
バジル 1パック(35g)洗って水気を切っておく
・ごま油、お醤油、紹興酒 大さじ2
・水 80ml
にんにく3かけを皮ごと潰します。
根元を切り落として、皮も取り除き、荒くみじん切りにします。
にんにく、薄くスライスした生姜、ぶつ切りにした長ネギ、ごま油大さじ2を入れます。
細かい泡が出てしゅわしゅわするまで弱火で熱します。
その間に鶏肉を切りましょう。
鶏もも肉は皮付きのまま、大きめに切ります。唐揚げ用くらいです。
煮込んでいると小さくなるので大きめの方がいいですが、大きすぎると、味が滲みにくいです。
ピーマンはヘタに親指の爪で円状にぐいっと押し込み、種を引き出します。
親指の爪で行うと、少し痛いので包丁で切り込みを入れても良いですよ。
細切りにします。
皮面から鶏を入れ、横に割いた舞茸を入れ中火にします。5分ほど焼き、皮目がカリッとするまで熱し、裏返します。
紹興酒大さじ2、お醤油大さじ2を入れ、パプリカの細切り、お水80mlを入れ蓋を少しずらして被せます。
中火で10分ほど、水気が無くなるまで煮詰めて行きます。
10分後の様子です。
ざっと混ぜ合わせ、仕上げにバジルをばさっと入れたら火を止め、混ぜ合わせます。
バジルがほんのりしんなりしたら、完成です。ああとても美味しそう!!
私のこの主婦根性、あまり良くないかしら、あのお野菜入れたらもっと美味しくなりそうなのだけど、と試し試し、この材料に落ち着きました。
鳥の脂と混ざった胡麻油が滲みた舞茸はたまらなく美味しいですし、ほんのりと甘酸っぱいパプリカは控えめながら妙にアクセントになります。
ぜひ作ってみて欲しいです。驚くほど美味しいです。バジルで中華料理っていうのも楽しいでしょう?